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私が夢とお金の専門家を名乗る理由

夢とお金の専門家、シナジーブレインの安田 修です。

私が自分の専門領域として夢とお金を選んだのには、理由があります。夢とお金には共通した、大きな問題があると考えたからです。それを解決していくことこそが、私が生きる意味なんですよ。

夢とお金に共通した大問題

夢とお金に共通した大問題、それは何だと思いますか?それは、「どちらも人生にとって極めて大切なのに、人前で口に出すことがはばかられる」ということです。夢を語れば、「良い歳をして・・・」とバカにされますし、お金の話をすれば「意地汚い」と罵られます。大切なことなのに、何となくタブーなんでよすね。

学校教育でも、会社に入ってからも一切、夢とお金のことには誰も触れませんよね。おそらくは、各自で置かれた立場が余りにも違いすぎるので、触れられないという面もあるのでしょう。しかしある面では、教えない方が社会を維持する上で都合が良いのではないかとも勘ぐってしまいます。

そんな余計なことを考えないで、勉強をして良い大学に入って、良い会社に入り、マイホームを買って子供を産み、育てさえすればあなたは幸せになれるんだよ、と。これは、社会全体でみたら正しい方針なのかもしれません。しかし、幸せを追求すべきひとりひとりの個人単位で見たら、とんでもない話です。

専門領域を選ぶ際の鉄則

ところで、起業において何かの専門家を名乗る場合には、鉄則があります。それは、できるだけ専門領域を小さく絞り込むことです。ペルソナといって、想定する理想のクライアント像を特定の1人になるくらいに絞り込み、そこに専門領域をフィットさせるのです。解決すべき悩みは、マイナーな方が良いのです。

本当にその悩みを抱える人が世界に1人しかいないと困りますが、まあどんなに絞り込んだとしても、その周辺を含めれば1万人くらいはいるでしょう。そして、1万人しかいない悩みに対して、大企業は商品を提供していないでしょう。この、絞り込んで独占を生み、選ばれるようになることが絞り込みの理由です。

そこへいくと、「夢とお金の専門家」なんてあり得ないわけですよ。対象領域がデカすぎる。強い競合もいそうです。だから、今でも色んな人から「もっと絞った方が良い」とアドバイスをされます。早く事業を軌道に載せるにはそれが良いというのは、わかりきっています。

競争の視点から

夢もお金も、それぞれに凄まじく強い競合がいます。夢とお金の領域を両方カバーしている巨匠もいます。一見して私が夢とお金の専門家を名乗ることは、象に挑む蟻のようなものでしょう。ですが実は私の目には、私であれば突くことができるかもしれない、このマーケットの大きな隙間が見えています

それは、ひとことで言えば「怪しさ」  。夢を売り物にしている多くの人は自己啓発に偏り、お金を売り物にしている人は売り込むべき自社製品などのポジションを持ってしまっています。夢やお金の話で稼ごうと思うと、それが一番早いのは誰でもわかることですが、多くのユーザーは、そのことに嫌気がさしている。

だからますます、夢とお金は怪しいというイメージになってしまっています。そこに「努力を前提とする、地に足の着いた」「売り込まない、中立普遍の」夢とお金の話を、「本当に専門知識を持った」自分が持ち込めば、マーケットをひっくり返せないまでも、一定の地位は獲得できるのではないか。そう思うのです。

「多くの人間は理性的である」という仮説に基づき、時間をかければ必ず、この価値は伝わるはずだと考えています。楽観的かもしれませんが、すぐにではなくても、そのうちきっと。だから人生計画は、私にとってライフワークなんですよ。食べていくためのライスワークじゃないんです。

一番やりたいこと

そして将来、私が一番やりたいことは教育です。まずは起業の知識やマインドセットを教えることで、サラリーマンを自由にしていくお手伝いをしていきますが、人が自由で好奇心に溢れる、幸せな状態になるためには問題の根っこは教育にあると考えています。小学校くらいから、夢とお金の教育をしたい。

そのことに関わることがおそらく、全員経営コンサルティングと人生計画コーチングに続く、シナジーブレインの第三の事業になります。もしかしたら、事業という形すら取らないかもしれません。純粋な社会貢献として、NPOか何かの形で非営利に実行していくかもしれませんね。それが私の一つの夢です。

全ての人が自分の頭で考え、自由で好奇心あふれる生き方ができる世界を創る。それがシナジーブレインのミッションであり、私個人のミッションです。そのために、生きていると言っても良いでしょう。ちょっと今回は本音で書きすぎました。頭がおかしいと思われるかもしれませんが、心から、本当にそうなんだから仕方ないんです。起業家なんて、みんな何らか頭がおかしいんですよ、きっと。それでは、また。

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