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信用の器 フラスコ

5年前の自分、すなわちサラリーマンを救いたい

人生計画であなたの夢を目標に変えて実現する、シナジーブレインの安田修です。

人生計画フォーラムにはサラリーマンだけではなく、経営者や起業家、個人事業主、OL、主婦など様々な方が集まってくれています。そんな中これを言うのは怖いことなのですが、あえてここで断言します。あくまで人生計画フォーラムは、サラリーマンを救済するために作られたサービスなんです。

マーケティングの鉄則

想定する顧客の対象を絞り込め、とマーケターの方からは必ず言われますし、私も経営コンサルタントとして自分のところのサービスを分析してそう思います。サラリーマンも、経営者も、起業家・個人事業主も、コーチやコンサルもOLに主婦も・・・と言っていくと、誰にも届かないメッセージになってしまいます。

ペルソナマーケティングといって、たった1人になるまで理想の顧客像を絞り込み、ぎりぎりまで尖ったメッセージを発信していけば、反応する人も出てきます。さらには、その1人と共通点のある他の人も反応するというわけです。このブログでも、そのようにかなり絞り込んだメッセージを発信しているつもりです。

5年前の自分を救いたい

ブログを読んで頂いている方はご存知かもしれませんが、そもそもこの人生計画フォーラムを作ったのは、5年前の自分自身を救いたいという想いからです。すなわち仕事もただひたすらまじめに頑張るサラリーマンが、「これでは幸せになれない」と気付き、もがいているところに必要なものを全てそろえるという発想です。

なので35歳の、私はちょっとそういうことに気付くのが早い方だったので37〜38歳の、結婚していて子供もいる、もしかしたらマイホームも購入してしまったサラリーマン。趣味思考や悩み、住んでいる場所や乗っている車など、5年前の私は実在した人物ですから、いくらでも具体的に絞り込んでいくことができます。

ちなみに「サラリーマンじゃなくてビジネスパーソン、せめて会社員だろ!」とお叱りを受けることが良くあるのですが、私はこだわりをもってサラリーマンという言葉を使っています。給料を貰って何か大切なものを売り渡している、というセルフイメージのある人に向けて書いていますから。5年前の私自身もそうでした。

協力者・応援者が現れる

そうやって人生計画フォーラムというサービスを提供していると、「私はターゲットではないかもしれないけど、入会しても良いですか」という人が現れます。経営者の方だったり、起業家の方だったり。サラリーマンでも、50代の方だったり20代前半の方だったりすることもあります。もちろん、女性もいます。

そうやってメンバーが増えてくると、その人たちにも役立つことをしたいなという欲が出ます。「今回のセミナーは『誰にでも役に立つブログ』にしようかな」とかですね。しかしその衝動を、抑えることが大切なんですね。だから私のセミナーはいつも『起業をしたいサラリーマンのための』というようなタイトルです。

それでも、経営者の方も参加して下さって「自分の事業にも活かせる気付きがあった」と何かを得て、帰って頂けるようなんです。だからこれを言うと、直接の対象ではない人が離れていくのではないかという怖さがありますが、あえて断言します。人生計画フォーラムは起業を目指すサラリーマンのためのサービスです、と。

ブランチシステム

なのでフォーラムが直接提供するサービスは起業を目指すサラリーマンの方向けのものが中心になります。例えば、「ブログブランチ」やこれから提供させて頂く「人生計画初級」がそうです。会員向けに無料で提供させて頂くようになった人生計画・資産形成・ブログの3つのワークショップも、そうですね。

これらのサービスの内容を、例え参加者に経営者や起業家の方が多かったとしても、そちらに寄せることはありません。それをやってしまうと、無色透明で誰にも役に立たないものになってしまいますから。そこは実は、一度もぶれたことはないんですよ。ただ、「対象外」の方に申し訳ないなという気持ちは常にありました。

そこで、それをカバーすべく考え出したのがブランチシステムです。フォーラムの中に「経営者ブランチ」という別のハコを作って、経営者専門のサービスを提供すればよいという発想です。これをメンバー(人生計画コーチ)に解放することによって私がカバーできない分野、起業家の方やコーチ・コンサル・士業の方、シニアの方や女性・若者など、にも満足頂けるサービスを提供することができるようになりました。

これによって私自身は本来の、5年前の自分に向けたサービスに専念できるようになりました。経営者ブランチはコンサルとしての自分を試す場として残しますが、それ以外は全て、原点に戻ります。今後はより自信を持って、5年前の自分に向けたメッセージを発信していきます。それでは、また。