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信用の器 フラスコ

息をするようにブログを書く

人生計画であなたの夢を目標に変えて実現する、シナジーブレインの安田修です。

引き続き、「やっぱりブログが続かない」という人が多いですね。今度のセミナーも、ビジターの方から多数の問い合わせを頂いています。ブログには興味があり、やった方が良いことはわかっているけど過去に取り組んだことがあり、何度も挫折してきた。むしろそういう人が「普通」なんだと思います。今回はそんな人のために書きます。

どうせ最初は誰にも読まれない

お話を聞いていると「うまく文章を書けないから恥ずかしい」というケースが多いようです。安田さんみたいに書ける人は良いですよねと。あなたなんかに私の気持ちがわかるもんですかと、変な雰囲気になります(笑)。確かに、私は20歳のときから日記をつけていますし、文章を書くことは嫌いではありません。でも、最初からきちんとしたブログが書けたわけではないんですよ。書いているうちに、うまくなるんです。

最初は誰にも読まれないのだから、気楽に書いたら良いんですよ。私はwordpressで始めたということもありますが、本当に、公開した記事を誰も読みにこないんです。文字通り、ゼロですよゼロ。びっくりです。「google analyticsが壊れているんじゃないか」と思いますよ。まさに陸の孤島。

だから、気楽に書いたら良いんです。そのうち検索で気付く人が出てきて、知り合いに知られるのはその後です。知られるということは、それなりに成功しつつあるということです。もちろん、最初からSNSで拡散できる度胸がある人には、これは当てはまりません。それができるなら、ここでは悩みませんよね。

ブログを続けられる唯一の理由

そもそも、ブログを続ける理由は一つしかありません。それはずばり「仕事」です。仕事につながらないブログは続きませんし、仕事と関係のないブログは続く必要がないんです。逆に言うと、続く必要がないから続かないんです。長期・短期、直接・間接、はっきり・ふんわりと種類はあれ、仕事のためにブログを書くんです。

「いや、このブログは頭の整理とか、人柄を知って欲しいから書いている。仕事とは切り離して考えています」みたいな言い訳はもう、やめましょう。それは頭を整理して、人柄を知ってもらうことで仕事に繋げるために書いているんですよ。長期的、間接的に、ふんわりと仕事に繋げるために書いているんです。

目的が決まったら、もう書き続けるしかないですよね。書くべき理由・書かないといけない理由ができるわけです。多分みなさん、この「書くべき、書かないといけない」という状態になるのが怖いので、「仕事とは関係がない」と思いたいんですよ。だから続ける必要はないし、続かない。シンプルですよね。

手紙を書くように、誰か一人のために書く

「ブログは仕事なので書き続ける」と決めたら、あとは書くだけです。そうしたら誰か一人、そのブログあるいは記事を読んで欲しい読者を具体的に頭に思い浮かべましょう。理想のお客さんが良いでしょうね。これをペルソナといいます。具体的であるほど有効で、できれば名前がわかるくらいはっきりと特定すべきです。

そうしたら、その人に手紙を書くように、語りかけます。他の人には読んでもらわなくて良い、というくらいのスタンスで良いんです。そう思っても、その人に似た人が共感してくれますから。「あの記事、私のことですよね!」と言ってもらえるくらいになればホンモノです。「ええ、いやまあ(ちがうんだけど・・・)」となることも結構、ありますよ(笑)。

文章が下手でも、そこに書いてある内容が自分のことであれば、興味を持って読みますよね?逆に文章がうまくても、「人はいつか死にます」みたいな一般論だったら誰も読みません。ブログが認知されてくるとコメントなどで批判を受けることもありますが、そのときは「ああ、この人はこの記事の対象となる読者ではなかったのだな」と割り切りましょう。ペルソナは防御にも使えるんですね。

仕事として取り組み、習慣化してしまえば勝ち

私は起業前から、会社が終わった夜9時から終電までの間に、匿名で「1記事2千文字で毎日、とにかく書く」ことに取り組んでいました。正直、内容は愚痴に近いようなものも多かったので、もはやお見せできません。でもとにかく、そこで数稽古をしたからこそ、自分なりのスタイルができたと思います。

ほんと、最初は書き出しと締めはどう書いたら良いのか、どこで改行を入れるのか、文字のフォントはどうするのか、太字や色はどう使うのかなどなど、わからないことだらけですよ。それでもやっているうちに、他の人が書いているブログから、多くのヒントを得られる・見えるようになるんです。

マンガ『ドラゴン桜』で「歯磨きをするように勉強する」という言葉が出てきましたが、その通りです。息をするようにブログを書きましょう。書かなかった日は落ち着かない、そう感じるまで習慣化することです。大体100記事くらい書くと、習慣化します。必然的に、楽に続けられるようになりますよ。それでは、また。