「学ぶ」「教える」「成功する」。誰もが「信用の器 フラスコ」を持ち、育てて、つながる10万人のコミュニティ・プラットフォーム

信用の器 フラスコ

コンテンツ紹介、妻へのプレゼン(10万字の長すぎる自己紹介43/50)

長期的な視点であなたの夢を目標に変えて実現する、人生計画マスターコーチの安田修です。

この記事は、人生計画フォーラムのコミュニティ・プラットフォーム・システムの開発に関するクラウドファンディングプロジェクトが8日後の7/7(金)までに200万円の目標額を達成するために毎日2,000文字以上、書いています。妻へのプレゼンは主力商品どころか商品化すらされていない(動画のみ)のですが、隠れた人気コンテンツです。

妻へのプレゼンとは何か

妻へのプレゼンはコンテンツというには不思議な存在です。内容はこんな感じで、ブログを書いたら好評だったので、公式イベントで一度セミナーをして、やはり好評。一応今では動画にはなっていますが、セミナーをやっているわけでもなく、何かバックエンドがあるわけでもなく、人生計画の構成要素としても明示的には入っていません。

なのに今でも反響があり、これがきっかけでコンサルの契約が取れてしまったり、雑誌に取り上げられたりもしています。「商品化した方が良いですよ!」と勧めてくれる人もいるのですが、なんだかピンとこないんですよね。人に教えるほどその道のスペシャリストではないし、今でも私はむしろ他の人よりも妻への気遣いはできていないので。

仕事と家庭のアンバランス

それはともかく、この妻へのプレゼンというコンセプトが生まれたのは、ある接待の飲み会がきっかけでした。バリバリ仕事をしている上司が「家庭は崩壊しつつある」という話をしていて、どちらかというと仕事はぼちぼちという取引先の役員さんの方は家庭にすごく気を使っていて、頑張ってなんとかうまくいっているという話になったんです。

そのとき私は「果たしてどっちが幸せなのかな」と考えたわけです。どんなにビジネスのスキルがあっても、一番大切な家族に捨てられたとしたら何のために生きているのか良くわからないなと。そのビジネスのスキルを、例えばプレゼンのスキルを奥さんにも使ったら良いのに、と。ん、「妻へのプレゼン」か、誰もやってないけど面白いなと。

なぜ誰も奥さんにプレゼンをやっていないかといえば、ひとえに照れでしょう。逆に言えば、恥ずかしさ以外にやらない理由はありません。直感的に効果はありそうな気がします。だとしたら、その恥ずかしさを超えたときに得られるものは大きいんじゃないかと考えたんですね。それで、まずは自分でやってみようかなと思い立ったわけです。

3回のプレゼン

おそるおそる妻のアポを取り、緊張しながら実施した妻へのプレゼンでしたが、幸いうちの妻が理解のある人だったので一定の効果を感じることができました。なんだかんだで起業をするまでに3回のプレゼンをして、価値観・不動産投資・起業と人生の大きなテーマを大幅に前に進めることができました。

なので、妻へのプレゼンがなければ、今の私はいないと言えるでしょう。今でもサラリーマンとして、向いていない仕事を家族のためと称してただ耐えるだけの人生を送っていたかもしれません。病気になっていたかも。

フォーラムのメンバーの中には、プレゼンを試みた結果アポも入れることができなかったという報告もありましたから、これは相手に恵まれたということでしょう。この「奥さんができた人でないと効果が出ないかもしれない」という再現性に対する自信のなさもコンテンツ化に今一歩踏み込むことができない一つの理由かもしれません。

雑誌にも取り上げられる

そんな中で先日、アントレという雑誌で妻へのプレゼンの話が取り上げられたりもしました。『妻vs夫独立のホンネ』という企画で、ブログからたどり着いて取材の依頼がきました。やっぱり話としては面白いんだろうなと思います。案外ここから火がついて、妻へのプレゼンの専門家として私が活躍する日も遠くないかもしれません(笑)。

まあそこまで行かないまでも、セミナーかブランチ(コミュニティ)の一つくらいはそのうちやっても良いかもしれないなとは思います。一人合宿と同様、暖めているコンテンツというわけです。ランチの極意もそうなので、コンテンツ紹介と言いながらまだ商品化されていないものばかりご紹介していますね。何だこのブログ。

プレゼンで妻は操れない

妻へのプレゼンに関してこれだけはお伝えしておきたいことは、「プレゼンで奥さんを思うように操るなんてことはできない」ということです。会社で役員に対してプレゼンをするのと同じで「誠心誠意説明をするのが担当者の仕事、意思決定をするのは相手だ」と考えているくらいが健全です。うまくいくのが前提ではないんです。

起業に関しては最大のステークホルダーは家族なのですから、「黙って俺についてこい」なんてあり得ません。最大限の誠意として熱意を持ってかつ筋道を立ててきちんと説明をして、それでも反対されるのであれば起業はうまくいかないのではないでしょうか。それくらい、妻へのプレゼンは大切なプロセスだと思いますよ。それでは、また。