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信用の器 フラスコ

スモールビジネスでうまくいかない人の5大特徴

フラスコ代表、安田です。スモールビジネスで月100万円稼ぐくらいまでは、簡単とはあまり言いたくないのですが、ごくシンプルです。行動を積み重ねるだけで時間の問題で届いてしまう。方法はシンプルなので今回は逆に、強いて言えばこういう人は時間がかかりますよ、という話を。

他責、依存

これはうまくいかない人の特徴として筆頭、経営者としては致命的なので、そのままではうまくいくことは決してないでしょう。「総理大臣が悪い」「日本が終わっている」「会社が悪い」「上司が悪い」と言い続けている人は、そのままのマインドで起業をしてしまっても長くは続きません。

「安田さんの言うとおりにやったら必ずうまくいきますか?」などと質問してくる人は、僕の中ではアラートがなります。あとで「言ったとおりにやったけど、うまくいかなかった」と言うだろうなあ、と想像されるからです。いやまあ、ほんとに言うとおりにやってくれたらうまくいくんですけどね。全然、やらないんですよね。

起業ほど自責が求められる生き方は他にありません。正しい選択をしたらうまくいくというほど単純なものでもないのですが、うまくいかなくても自分以外の誰も責められません。自分の人生という舟の舵を取るという生き方が起業なので、どんな大波が来ようとも、舟がどうなるかは自分の責任だと考えましょう。

ネガティブな発言

まあこれは僕もサラリーマン時代はかなりありました。会社や部署の戦略に文句を言ったり、上司の悪口を言ったり。コミュニティに入っても誰かの悪口を言うのが好きな人は、コミュニティから少しずつ締め出されていきます。起業家として生きていくなら横のつながりも大切なので、ネガティブな発言をする人は不利です。

ネガティブな発言の一種として、「頭の中のひとりごと」もかなり影響が大きいと思います。「ダメだ」「無理だ」「つまらない」「自分にはできない」「疲れた」などが頭の中でぐるぐる回っていると、本当に行動ができなくなっていきます。頭の中の口癖を変えるのも、有効でしょうね。

これは、なんでもかんでもポジティブな発言をしろ、という意味ではありません。それはそれで疲れるので、ニュートラルで十分です。楽観・悲観で言えば、あまりに悲観的すぎるのも良くないですね。起業をするからには最終的には自分がうまくいくことを信じているということだと思うので、根っこのところは楽観的な人が多いし、そういう人が実際にうまくいくのだと思います。

楽して稼ぎたい

このタイプの人はほとんど僕のところに来ることはありませんが、起業の世界では苦労するでしょうね。楽して儲かる方法というのがもしあるとしたら、みんなやっているはずで、その「儲け」はあっという間に消滅するでしょう。投資の世界でいう裁定です。それがわからない時点で、詐欺師から見たら絶好のカモなんです。

稼げるということは何か理由があるはずなんです。僕が提唱するやり方はそれなりに手間がかかりますし、長く継続しなくてはいけない。だから多くの人はやらないわけですが。もっと楽で簡単に稼げそうに見えるやり方も世の中にはたくさんありますが、やっぱりそれぞれに大変なところはあります。

小学生は「YouTuberは好きなことをやって稼いでいる!」と思うかもしれませんが、毎日動画の企画をして収録をして編集をして・・・大変なのは大人ならわかりますよね。どんなビジネスも水鳥のように水面下でバタバタ頑張っていたり、損をするリスクがあったり、逮捕されるリスクがあったりするわけです。

短期の結果にこだわる

これも同じようなことで、短期の結果を出す方法はありますし僕もいくつかは知っていますが、やはり特有のリスクや短所があります。例えば、いきなり高額商品を作って強いセールス手法で売るとか。これを強いマインドでやり切れば、3ヶ月もかからずに何百万円か売り上げるということは、不可能ではありません。

実際にそういう手法を教えている起業塾もあるはずですが、僕はこれをおすすめはしません。中身がないものをあまりに短期かつ高額で売ってしまうと、そのあとが大変だからです。「うちのクライアントさんが大きな成果をあげました!」と宣伝には使えるのでコンサルタントとしてはやりたくなりますが、そのあとそのクライアントさんは大きく減速してしまう可能性が高いでしょう。

じっくり地盤を固めて、一歩ずつ進んでいくことが長期的には「最短ルート」です。ダーウィンは1年間のサポートなのですが、本当は1年でも大きな結果を出すには短すぎるんです。マインドを変えるのに1年はかかり、成果はそれから出るというイメージですね。

アドバイスが受け入れられない

起業でできるだけ早く成果を出そうと思ったら、素直さは重要です。かく言う僕自身はあまり素直なタイプではないので、実際に成果が出るまで時間がかかりました。一般的にそう言われていますし、僕がサポートしている方々を見ていると、明らかに素直な人は早く成果を出しています。

他の起業塾などで学んだことを強く信じていたり、「私には私のやり方がある」と貫き通そうとする人は、方向転換に時間がかかります。心の底からそのやり方が良くないと自分で納得できるまでは次の行動をしないため、数ヶ月くらいロスすることがざらにあります。でもそのモードに入ってしまうと、こちらとしては待つしかないんです。

この5つですね。成功する人にはさまざまなタイプがありますが、この5つの特徴を持っている人はできるだけ早く、考え方を変えていくと良いです。まあ、まさにその「考え方を変える」というのが、時間がかかるところなんですけどね。 

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