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あなたが早起きできない5つの理由と、早起きが実現できる唯一の方法

夢とお金の専門家、シナジーブレインの安田 修です。

私の生活は夜型で、しかもロングスリーパー(25:00〜8:00とか)です。世間では夜型より朝型の方が生産性が遥かに高いと言われ続けていますが、わかっていても起きられないのが朝、ではないでしょうか。今回は、人はなぜ早起きすることができないのか、を考えてみます。

理由1.前の晩、お酒を飲んでしまうから

飲み会だとそもそも帰ってくる時間が午前様になりますし、アルコールを摂取すれば眠りは浅くなります。酔っぱらうと何か食べたくなったり、ソファでうとうとしたりもしてしまうでしょう。全て、眠りを短く・浅くする元凶です。この他、寝る直前のテレビやスマホ、読書なども眠りを浅くしますよね。

ストレス解消と称して飲み会に行くことも多いのでしょうが、疲れが溜まったり、朝起きられなくなることでストレスが増えたりします。悪循環ですよね。

理由2.深夜しか「自分の時間がない」から

これ、サラリーマン病だと思うのですが、昼間は「他人の時間」だと感じていませんか?私は感じていました。平日は朝早くから夜遅くまで働いて、深夜だけが自分の時間であると。なのでそこで無理矢理リラックスしようとして、ポテトチップスを買ってきたり晩酌をしながら本を読んだりして。

そうすることで睡眠不足になり、仕事の能率が落ちて「自分の時間」が減り・・・これも、悪循環です。

理由3.会社に行くのが嫌だから

典型的なのは鬱病ですが、布団から出られなくなります。そこまで行かなくても、「ああ、今日は会社に行きたくないなあ。あと20分寝ていたら何が起こるだろうか・・・まあ何とかなるよな。極端な話、今日自分が出社しなくても大丈夫なんじゃないかな・・・いやいやいかんいかん!頑張らないと」みたいな感じで起きる。

人間、嫌なことはできるだけ先送りしたいですから、会社に行くのが嫌だと、布団から出るタイミングはどうしても遅くなりがちです。1時間早く起きてゆとりを持って行動しようと思っても、そのバッファをくよくよ・うとうとすることで食いつぶしてしまうんですね。

理由4.寝るのが気持ち良いから

惰眠を貪る、というやつです。二度寝とか、もう麻薬的に気持ち良いですよね。特に若いうちはいくらでも寝ていられますから、休日は昼過ぎまで寝ていたりしますが、これは睡眠不足を補っているというよりは、それが快楽だからですよ。これはもう、動物的な本能と言っても良いかもしれません。

理由5.特に早起きをする理由が無いから

早朝から会議があるとか、誰かとアポイントがあるとか、必要があれば起きますよ。そういう時は目覚ましをかけなくても目が覚めるくらいです。そう考えると、早く起きた方が良いんだけどな、という程度の早起きが失敗するのは、別に早起きしなくてもすぐには困らないからですね。

できない理由を潰していく

「意志の力」だけで早起きするのは、長年の経験からどうやら不可能なようです。では、どうすれば早起きできるか。できない理由を一つ一つ、潰していけば良いのではないでしょうか。

まず、私はお酒を飲むのを止めました(理由1)。結果として酒呑みの集まりとは疎遠に(呼ばれなく)なり、良いお付き合いの場には出席して烏龍茶だけ飲んでいます。そういう「お付き合いの場」は比較的、早く終わることも多いので生活のペースは保ちやすいです。

理由2〜5を一気に潰す工夫として、出社して3時間(6:00〜9:00)は本を読んだりする「自分の時間」として使うことに決めました。今はサラリーマン時代とは異なり、会社に行くのが嫌ということはありませんが、一歩進めて「会社に行くのが楽しみ」にすれば良いと、ある方の助言で思い至りました。

アサイチに、楽しいことを持ってくる。そうすることでまず早起き自体が可能になりますし、脳は活性化して一日の生産性は上がるでしょう。その「黄金時間」を中心に全ての予定を組み立てますから、早く寝ることができない理由も、無くなります。

週に何度かは早く帰って子どもと食事を取り、お風呂に入り、21:00には一緒に寝てしまう。そして朝は4:00に起きる。睡眠時間は25:00〜8:00の生活と変わらず、7時間です(なので、「忙しいので朝型にできない」という理由は今回、挙げていません)。これぞ理想的な生活、想像するだけでワクワクします

理想と現実のギャップ

「そんなの、サラリーマンには無理じゃないか」と思った方もいらっしゃるかもしれません。そもそも21:00まで仕事だよ、と。なので全く同じことをして下さいと申し上げるつもりはありません。何かご参考になれば良いなあと思い、この記事を書いています。

私は今、環境が大きく変わったので理想の生活リズムに挑戦してみますが、ご自身の環境に合わせて、できる範囲で理想に現実を近づけてみるのは、チャレンジする価値があるのではないでしょうか。それでは、また。