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学生時代にやっておくべき7つのこと

夢とお金の専門家、シナジーブレインの安田 修です。

学生時代に何をやっておくべきか。好きなことをやっておけば良いんじゃないのと思いますが、この質問をしてくる大学生(多くは就活生)にとっては切実な問題なのでしょう。個人的な意見ですが、勉強とか、サークル、アルバイト、友人付き合い、インターン・・・そういうものは比較的、どうでも良いと思います。

就活対策なら1〜3で十分です。というか1だけでも良いくらいです。4以降は、人生をトータルで豊かにするために学生時代にやっておくべきと私が考えることです。

1.何かに夢中になる

「自分、体育会っすから」と言う人は、それを頑張って下さい。私は文科系なのでそこまで重視しませんが、なんだかんだ言って採用の局面ではそれなりに評価されます。運動部でなくても、何でも良いんです。「何かに打ち込みましたか」という質問に、100%の自信を持って返すことができれば、就活は何とかなります。

採用担当のおじさん達は会社に取って都合の良い人材を求めていますから、「ああ、この人は仕事に打ち込んでくれそうだな」「人柄も好ましいな」と思わせれば、それだけで内定は取れます。逆に、それ以外のことは大して真剣に見ていません。どうせわかりませんし。

ちなみに学歴が高い人が就職に有利なのは、高校生の時に勉強に打ち込んだという実績、もしくは地頭が良いという品質証明があるからです。いずれにしても事務はできますしね。学歴社会になるのは当たり前で、それ以外の、品質証明をするためのもっと良い方法がないから。シンプルにそれだけです。

2.海外を経験する

あなたが帰国子女でないのなら、意識的に外国を見る経験をしておいた方が良いでしょう。長期間留学できるなら理想的ですが、ホームステイや海外旅行をするだけでも、何もしないのと比べると大きな違いがあるでしょう。語学の必要性もさることながら、異文化に触れる経験が、人間の幅を広げてくれます

私の場合は、インドを3ヶ月放浪したという実績(?)がありました。「英語なんてできなくても、コミュニケーションはできました」と言い切れば大丈夫、言ったもん勝ちです。就活でビックマウスの人が強いのは、この人は簡単には折れないんじゃないかな、と期待させるからですね。

3.難関資格を一つ、取得する

中途半端な資格は働きながらでも取れますが、公認会計士や司法試験クラスの資格となれば、仕事を抱えながら取り組むのは困難(不可能ではありませんが)です。自由になる時間があるメリットを最大限に活かすなら、独学よりもダブルスクールを選んだ方が良いでしょう。資金は、まずはご両親に相談しましょう。

金銭的に余裕のない家庭もあるでしょうけれども、本当にここ一番の勝負どころで我が子に投資する100万円がないのか、ご両親とは正面から話し合ってみて下さい。親の立場から見て、それが出せないとは思えません。もちろん、そこまでやったら、そのお金は働いてから利子を付けて返しましょう。

4.会社を作って、潰す

これは私自身、一番やっておけば良かったと思うことです。借入はせず、やはり資本金100万円くらいで良いので、ご両親から借りてでも会社の設立から運営、事業に失敗して(笑)畳むところまで、経験しておきましょう。新卒でこの経験があれば就職活動は楽勝ですし、その後も視野の広さが違ってきます。

5.お酒と異性の経験を積む

お酒と異性については、できるだけ経験を積んでおきましょう。社会に出てからここで失敗すると、大きな痛手となる可能性があるからです。「いつまでも学生気分が抜けない」などと言われないために、学生のうちにやれることは十分、やっておきましょう。学生の頃は、失うものが少ないですから。

6.ギャンブルを経験する

大学時代に身につけるべき最重要のスキルとして、麻雀があります。できれば競馬も嗜んでおきましょう。イマドキは社会に出てから接待麻雀があったり、上司に強制されるケースは少ないと思いますが、逆に言うと大学の時やらないと一生身に付きません。運の流れや人の性格の見抜き方など、得られるものは非常に多いです。

7.人間のクズのような生活をする

最もお勧めしたいのが、これです。これから意識高く頑張っていきたい人であればあるほど、この経験ができるのは学生時代しかありません。中学・高校と張りつめた勉強の仕方をしたのであれば尚更です。期間限定で、思いっきりクズのような生活をしましょう。犯罪にならない範囲で、やりたいことを全部やっておきましょう。

徹夜でゲームをやりまくり、乱れた食生活で、ヒゲなんか伸ばしちゃったりして。お金を持たないで旅をするとか、昼間から泥酔するとか。どうせ、社会に出たら意識高い生活をするんですから。副産物として自分の好きなことが見つかるかもしれませんが、そんなケチな目的意識は不要です。

結論として

わかりきったことではありますが、大学生活は就活のためにあるわけではありません。あなた自身の人生ですから、好きなように生きれば良いのです。「やっておくべきこと」という考え方そのものが、小賢しい感じがします。やりたいことを、やりたいようにやりましょう。これは、一生を通じて同じです。それでは、また。