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節税対策を考えるのは「稼いでから」で良い

人生計画であなたの夢を目標に変えて実現する、シナジーブレインの安田修です。

弊社は12月決算ですし、個人の確定申告もあるので、今は決算処理に追われています。いやこれ結構大変だわ。わざわざ時期を重ねなければ良かったかなと一瞬思いましたが、一気に全部終わるので、やっぱりこれで良いかとも思っています。今回は、税金のお話。

会社を作ると事務が大変?

意外かもしれませんが、案外、会社設立や税務、それに役所への届け出といった事務に恐れをなして、起業に踏み切れないという人は多いのです。一人で全部やらないといけないから、大変でしょうと。確かに、私も税務署から送られてきた書類を見るといつも辟易とします。何度読んでも、何をしたら良いのかわからない。

書いてある言葉は平易なのですが、「要するに自分の場合は何をすれば良いのか」がさっぱり見えてきません。どこかには書いてあるのでしょうが、冊子がかなり分厚いですし。勉強しようと思って「初めての◯◯」という本を買っきても、「ああ、知りたいことはそういうことじゃないんだよな」といつも思います。

起業したての頃はお金もありませんから、専門家に丸投げというわけにもいきません。時間があるから勉強と思って一度、一からやってみるかという発想にもなりがちです。それも悪くはないと思うのですが、かといって、自分で全部やらないといけないかというと、そんなこともないと思うんですよね。

専門家の助けを得る

やはり蛇の道は蛇、餅は餅屋。専門家の助けを得ない手はないと思います。さっきお金が無いと言ったじゃないかと。確かにその通りです。丸投げするからお金がかかるので、ちょこっとだけ力を借りるのが良いと思います。一番時間を空費するのは「自分は何をしたら良いのか」というところなので、そこの見極めです。

信頼できる専門家のネットワークを持っておき、「先生、要するに私の場合は、何をいつまでにしたら良いんですか」と聞く。こんな初歩的な質問を専門家の先生に投げるのは恥ずかしいという気持ちはあるのですが、専門家から見ると初歩的な質問に答えるのにはさほどエネルギーを使いませんから、こちらが慮るほど迷惑には感じていないことが多いのです(と、想像しています。不快に思われていたら、申し訳ありません)。

税務であれば、領収書を渡して記帳代行までやってもらうと月々数万円になるのですが、freeeなどのクラウドソフトを使って自分でやれるところまでやり、最終チェックだけをお願いすればコストは大幅に削減できます。お金を払って最終チェックをお願いするという前提があれば、「初歩的な質問」もしやすいですよね。「タダで教えてもらおう」という考えは間違いで、できるところまで自分でやる、というのが正しいと思います。

節税のことを考えるのは面白いが

で、今回の本題の節税です。節税のことを考えるのは、結構面白いのです。私も節税関係の本を何冊か読んで、「おお、これはいつかやってみたい」と思っていることがいくつかあります。ちなみに、脱税と節税は全く別のことですからね。脱税は絶対、ダメです。この辺りも、会社勤めをしていると誤解しやすい点です。

なのですが、儲かっていない段階で節税に時間を割くのは本末転倒というか、ムダなことです。シナジーブレインが節税のことを考える必要があるほど儲かっているかというと、残念ながらまだまだです。そんなことを考えるヒマがあったら、前向きな計画なり、行動をしていた方がずっと良いと思います。

キャッシュフローのコンサルタントという立場から更に言えば、あまり節税を考えるよりは利益を出して納税し、手元に資金を残すことを考えた方が良い、という観点もあります。節税のためにベンツを買うというのは、会社の健全性から見るとマイナスです。多少税金を取られても、ベンツよりキャッシュの方が強いのです。

注力すべきことを間違えない

ですので、税金を搾り取られるサラリーマンから事業を保有するようになったのが嬉しくて、節税に興味を示す人の気持ちは私も良くわかります。しかし、起業家にとって節税の優先順位はかなり低いということを認識した方が良いと思います。莫大な利益が出た場合は別ですが、節税よりも利益、会社の存続が大切です。

っということで、一円も利益を生まない税務は今日でさっさと終わらせて、前向きな仕事に専念します。損益・貸借が見えるようになることは戦略立案上のメリットもありますし、利益を生まないからといって放っておくと、追徴課税という恐ろしいものがやってくるので。くわばらくわばら。

ちなみに、私はこういう全くモチベーションがわかない作業の締切が迫って来るとき、ふっと面白いことを思い付いたりします。今は時間を割けないということでノートに書き殴っておいたメモが、珠玉の価値を生み出したりするので、たまにはこういうことで追い込まれるのも良いかもしれません。それでは、また。