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妻との出会い、そして結婚(10万字の長すぎる自己紹介17/50)

長期的な視点であなたの夢を目標に変えて実現する、人生計画マスターコーチの安田修です。

この記事は、人生計画フォーラムのコミュニティ・プラットフォーム・システムの開発に関するクラウドファンディングプロジェクトが34日後の7/7(金)までに200万円の目標額を達成するために毎日2,000文字以上、書いています。妻との出会いと結婚に至った経緯についても書いておきます。のろけ注意です。

結婚はコスパが合わない

意識高く仕事や勉強をしていた当時の私は「結婚なんてバカバカしいし、コスパが合わない。一生しなくても良いし、するとしても35歳くらいで良いのでは」と考えていました。何でわざわざ自分が稼いだお金を人に使われて、やりたいこともできなくなる、簡単に破棄もできない契約をしなくてはならないのか、意味がわからなかったんですね。

これは、今では間違っていたことがわかっています。家庭を持つことの価値、とりわけ子供のかわいさは数値化できないので、想像で計算すると、間違えるんですよね。この誤解は世界を覆う不幸の一つだと思うので、後輩と結婚の話をするときには必ず伝えるようにしています。妻に対する評価はのろけであっても逆効果になる可能性があるので言わず、「とにかく子供がかわいい。価値が無限大だから」とだけ。

○○キャンペーン

妻との出会いは、「後輩からの紹介で食事をしたのが云々・・」とオフィシャルな場では言いますが、ここでぶっちゃけてしまうと合コンです。妻の名誉のために言い添えれば、妻は通常、合コンに参加するタイプの人ではありません。たまたま人数合わせで、慣れない飲み会の場に引っ張り出されたという感じでした。

当時、同僚と4人で「合コンキャンペーン」をやっていました。これは毎週持ち回りで幹事になって、コンパをセッティングするという画期的な仕組みで(笑)、1周くらいで自然消滅しましたが。話術の鍛錬とかそんな名目もあったかな。今のランチキャンペーンの先駆け的存在とも言えるかもしれませんし、言えないかもしれません。

ダイビングを覚える

その合コンキャンペーンの一環での、銀行で働く女子との飲み会で、「趣味は?」と聞いたら「ダイビング」と答えたのが今の妻です。私は内心「魚なんて見ても別に面白くないだろう」と思ったのでやや冷やかし気味に、「ふーん、ダイビングの醍醐味は?」と聞いたら「ダイゴミ?」と言葉の意味が通じなかったのも好印象でしたね。

おっとりした性格もほんわかした見た目も、私にとっては理想的な人だったので、すぐに夢中になりました。連絡先を交換し、デートの約束をして、お付き合いが始まりました。気がつけば1年も経たないうちに、プロポーズをしていました。もっと雰囲気のあるところで言って欲しかったと怒られましたが、この辺の詳細は差し控えます。

結婚の決め手は

私は考え込むタイプで妻は直感的と、性格は正反対というくらい全く違います。でも、大切な価値観は共通していると感じました。DNAレベルで相性が良いというか。結婚は一生しなくても良いかもしれないけど、するとしたらこの人しかいないなと確信したんですよね。そういう、「勢い」って結婚を決めるときには必要だと思います。

あとは、試験続きで勉強しなくてはいけないという私がファミレスに籠って勉強しているとき、黙って隣で文庫本を読んでいてくれたんですよね。私の中ではこれが決め手でした。「どこかに連れていけ」でも「じゃ、家で寝てるわ」でもなく、普段読みもしない本を一緒に読んでいてくれる柔らかさ。これがあれば、やりたいことを全部我慢しなくてはいけないなんてこともないのではないか、と思ったんですよね。婚活女子は参考にしてください(笑)。

結婚は人生最大のギャンブル

こんなことがあったので、のちの「妻へのプレゼン」でも少なくとも話はきちんと聞いてくれると信じることができましたし、結果として結婚生活にはとても満足しています(妻から見て満足かはまた、別の話ですが・・・)。今まで出会った全ての女性の中で、最高の人を選んだという自信があるのですが、これはさすがに頭がおかしいですね。

いずれにしても、結婚は就職以上にリスクの高い、人生最大のギャンブルだと思います。絶対に失敗しない方法なんて、ないでしょう。ただ、頭で考えて条件の良い人を選んで・・・なんてやっていると、「負ける」確率は高まるばかりなのではないかと思います。「この人で間違いない」という直感は、案外大切なのではないかなと。

その後、ご両親にもお許しを頂き、大阪で結婚式を挙げることを決めた直後に東京への異動が決まり、期間限定の遠距離恋愛を経て結婚することになります。妻からすれば縁もゆかりもない関東で暮らすことになり、ご家族から見れば騙して関東に連れ去ってしまった格好になり、一緒に幸せにならないといけないなあと。それでは、また。