「学ぶ」「教える」「成功する」。誰もが「信用の器 フラスコ」を持ち、育てて、つながる10万人のコミュニティ・プラットフォーム

信用の器 フラスコ

コミュニティとは、内向的な人のためにある仕組みである

人生計画であなたの夢を目標に変えて実現する、シナジーブレインの安田修です。

「コミュニティを作ってしまうなんて、人との交流とかそういうのが好きなんですね!」みたいなことを言われることがあります。これ、全くの誤解ですよ。私の知る限り、自分自身を含むコミュニティを立ち上げた人の特徴は、ずばり「内向的である」ことです。これはどうやら、真理だと思うんですよ。

営業が得意ならコミュニティは必要ない

そもそも営業が得意で、会った人に片っ端から売り込みをかけることができる神経の太さがあるのであれば、コミュニティを持つという発想は不要でしょう。3千円くらい払って交流会に行って、手当り次第に営業をして1件で良いから受注すれば、大抵の商売は成り立つことでしょうから。話はとてもシンプルになります。

もしくはリアルの友人が千人いて、一声かければセミナーに100人集まり、そのうちの10人がバックエンド商品を買ってくれるということでも良いです。あなたがこんな「リア充」であるなら、やはりわざわざコミュニティを作るという発想には至らないはずです。その必要性がないですからね。

「コミュニティを作ろう!」という結論に至るには、それ以外に確実に仕事を受けるための手段がないもしくは苦手であるという前提があります。ブログを書いて、セミナーをやってコミュニティに入ってもらう。そこから長い時間をかけて商品を売るという回りくどい方法は、そうするしかない人の発想だとも言えるでしょう。

パーティーは、参加者より主催者の方が楽

この文章を読んでいてあなたは「そんな人がコミュニティを主催して大丈夫なのか」と思われたかもしれませんが、内向的な人間にとって、コミュニティというのは参加するより主催する方がある意味、楽なんですよ。これはパーティーをイメージして頂くと比較的、わかりやすいかもしれません。

内向的な人がパーティーに参加した場合、誰と話したら良いのか、何をして良いのかわからずに「壁の花」になりがちです。誰でも良いから話しかけたら良いと今ではわかりますが、そのことに対する心のハードルが高いんです。仕方がないのでひたすら料理を食べ、お酒を飲んで酔った勢いで何とか交流したりします。

主催者は違います。パーティーは言わば「ホーム」ですから、参加者の多くが知り合いです。「誰と誰を繋ごうかな?」と考えてそれを実行しているうちにあっという間に時間は過ぎますから、気は休まりませんが孤独になることはないわけです。内向的な人にとってコミュニティは、主催する方が気持ちとしては楽です。

「仕組みを作る」という発想がもう内向的

コミュニティに参加するだけではなく、仕組みを含めてコミュニティそのものを作ってしまうという発想がもう内向的な人の発想です。人と話しているより一人でじっくりと考えたいタイプです。要するにネクラです(笑)。狩猟民族の素質がゼロであることを自覚して、農耕で戦うという深刻な決意の表れです。

ましてや私なんかは、単なるコミュニティを作るだけでは飽き足らず、コミュニティプラットフォームという形でそれをひとひねりもふたひねりもした仕組みを作っていますから、いかに内向的なことか。まあこんな、ブログを書き続けている時点でもうかなりの内向的ぶりです。もう恥ずかしくもありませんが。

コミュニティの価値は、育ててこそ高まる

コミュニティもブログも、持っているだけではあまり価値がありません。継続的に水をあげて肥料をあげて、太陽を当てて土を入れ替えて、手間と時間をかけて育てる必要があるんです。やればやるほど確実に価値は上がっていくのですが、ちょっと何かをしたらすぐに効果が出るというものではないんです。

内向的な性格でないと、この「育てる」という作業が継続できないのではないかなという気がします。外交的で友人が多い人がコミュニティに向いているように思われがちなのですが、このことからコミュニティはむしろ、内向的な人のためにある仕組みなのかな、と私は思うようになりました。

少なくとも私は内向的である

ファンクラブとかそういうのを別にすれば、しっかりしたコミュニティを作った人はほぼ例外なく内向的な人だと見ています。少なくとも私は超内向的です。「いやいやまたまた!」とか言われることがありますが、人前では単にテンションを上げる「スイッチを入れている」だけのことです。だからこそ、疲れるんです。

自分は外交的だというあなた。残念ですがあなたはコミュニティを作ることには向いていないかもしれませんね。かわいそうに。でも安心して下さい。超内向的な私が作った人生計画フォーラムという仕組みがありますから。あなたの充実した人脈を活かしつつ、この仕組みを使えばオニに金棒ですよ。それでは、また。