「学ぶ」「教える」「成功する」。誰もが「信用の器 フラスコ」を持ち、育てて、つながる10万人のコミュニティ・プラットフォーム

信用の器 フラスコ

起業直前の1年間、準備でやったこと(10万字の長すぎる自己紹介29/50)

長期的な視点であなたの夢を目標に変えて実現する、人生計画マスターコーチの安田修です。

この記事は、人生計画フォーラムのコミュニティ・プラットフォーム・システムの開発に関するクラウドファンディングプロジェクトが22日後の7/7(金)までに200万円の目標額を達成するために毎日2,000文字以上、書いています。さていよいよ起業前夜、何を考えてどんなことをしていたか、思い出しながら書いてみましょう。

起業の準備を本格的に始める

それまでもずっと、いずれは起業をするかもしれないと考えて資格を取ったり勉強をしたりはしていました。とは言え、本気で起業準備をしたのはサラリーマン生活の最後の1年ですね。「妻へのプレゼン」では本業と並行してビジネスを組み立てていき、万全の準備ができたら起業をすると説明したのですが、現実はそこまで甘くはありません。

副業禁止の会社にいながら起業の準備をするのは簡単ではありません。セミナーを一つ試すにしても、顔を出さないと集客ができないんです。FacebookやTwitterで匿名のアカウントを作って集客の真似事というか実験をしてみましたが、反応はほとんどありませんでした。中身のない「友達」は5,000人、フォロワーは数万人になりましたが。

ブログを2,000文字、毎日書く

数々の「実験」の中で、今でも本当にやっておいて良かったと思うのは、ブログです。ある起業のセミナーで講師が「ブログは2,000文字の記事を毎日書くのがSEO上、最強です」と言っていたのをそのままやってみました。もちろん、800文字で良いという人もいれば長く書けという人もいるのですが、2,000文字が一番合理的と思えたからです。

このやり方は今でも守っています。今回の「長すぎる自己紹介」も2,000文字で毎日書いていますからね。言わば、ここに来てまた初心に戻ったというわけです。その講師の方は、2,000文字のブログを書いてはいなかったことがあとでわかりましたが、まあそれはそれ(笑)。理屈は正しいですし、続けていると効果は出てくるものです。

最初の記事はもちろんですが、5記事、10記事と書いても誰も読んでくれないのですが、100記事も揃う頃には日に数百のアクセスが得られるようになります。匿名でも検索にはあまり悪影響はありません。つまり、無名の起業家が自らの存在を世の中に知ってもらうには、ブログを書き続けるのがもっとも効率が良いということになります。

必要なことを学べる場を探す

起業までに学ぶべきことは山のようにありました。ただここで、それらを体系だって学ぶことのできる場がないことに気がつきます。情報発信一つ、マーケティング一つとっても学べる場はたくさんありますが、そのどれが信頼できるのかを判断することができず、下手をすれば詐欺まがいの高額講座に引っかかって虎の子の資本を失います。

どれか一つでもそうなのに、全ての学びが揃っている場はない。ましてや安心して学べる場はどこにもありません。これは単純に、チャンスだと思いました。自分がそれを提供できれば、起業をしたい人の役に立てますから。これが、その後に人生計画フォーラムのアイディアの原点となります。

ビジネスを机上で作り込む

あとはヒマさえあればと言うか、シェアオフィスを借りて平日の夜と土曜日に毎日ノートに向かい、ビジネスアイディアやビジネスモデルを考えていました。コンサルとコーチ、コミュニティを組み合わせて育てていこうという程度の、今思えばまだまだ単純なものでしたが。正直言えば、アフィリエイトもやろうと思っていたんですよ。

コンサルやコーチのスキルを身につけるために、高額の塾や講座も受講しました。幸い詐欺まがいのものには引っかからず、かなり良質なものを選ぶことができました。そこで出会った同期の人たちとは、今でもフォーラムなどを通じて良い関係が続いています。ある程度の投資は起業においては必須だと思います。だから貯金は大切なんです。

オーストラリアを旅行する

起業までにやっておくべきこととして密かに最上位にあったのがこれ、オーストラリアへの旅行です。起業をしてしまえばしばらくはキャッシュフローが厳しくなるのは確実ですから、家族と海外旅行に行けなくなるなというのと、妻の夢であり私の夢でもある「オーストラリアに住む」ための下調べです。目標をはっきりさせるためです。

2月はオーストラリアを旅行するには良い季節で、ゴールドコーストに滞在したのでお金はかかりましたが、家族みんなで良い経験ができました。早くビジネスを軌道に乗せて、また海外に連れて行ってあげようと決意を新たにする意味もありましたね。遠くない将来、オーストラリアブランチも作りますよ。

そんなこんなで、1年間で完璧な準備ができたかどうかはわかりませんが、やれるだけのことはやったつもりです。この期間の準備もそうですし、過去の経験も含めて、人生に無駄なことは何もないなと思います。全ては繋がっていて、あらゆることに意味がある。人生とは、面白いですね。それでは、また。