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信用の器 フラスコ

時間と自由を手に入れるための、誰にでもできる確実な方法

フラスコ代表、安田です。誰でも「自由になりたい。もっと時間があればなあ」なんて考えることはあると思うのですが、時間がたくさんあれば自由なのでしょうか。ちょっと掘り下げて考えてみましょう。

サラリーマン時代に感じていたこと

かれこれもう8年も前の話になるのですが、私がサラリーマンだった頃はいつも「忙しい」と感じていました。「まるで奴隷のようだ」とも思っていました。もちろんガレー船でオールを漕ぐような仕事をしていたわけではなく、むしろ丸の内の一等地にあるきれいなオフィスで、贅沢とも言えるような環境で仕事をさせて頂いていましたが、それでも実際にそう感じていたんです。

いつも複数の〆切に追われ、1日に何件も会議やアポが入っていて、合間を縫って大量の資料を作成しなくてはならず、作った資料を説明すれば作り直しを命じられ、同時に電話も鳴れば上司からも次々と仕事を振られて。そんな曲芸師みたいな状況の中で、ミスがあれば叱責される。何十億円というお金が動くような仕事であり、担当者としての責任は重大。仕事のあとには飲み会もある。

日経新聞は隅々まで読んでいて当たり前、法律や経済など専門知識の勉強もしているだろう、資格も取らなくてはいけない、週末は勉強にあてないと追いつかない、昨日の野球の話や芸能ニュースの話題にも対応できなくては、本ぐらい読んでいて当たり前・・・。ストレスが溜まり、毎晩スナック菓子を食べながら晩酌するようになっていました。

忙しいと起こる悪循環

今は自宅でお酒を飲むことはほとんどありませんが、当時はストレスが大きすぎて、晩酌をしないと耐えられませんでした。それだけが自分の時間と感じていたのです。あまりの忙しさとストレスに対して私は、「逃げる」という行動を取るようになりました。深夜に帰宅してから晩酌をしているので睡眠不足になり、少しずつ太っていきました。

体調が良くないのでいつもどこかだるく感じており、自覚なく仕事のパフォーマンスが落ちていきました。ミスをすることが増え、叱られることでストレスは大幅に増大する。いつもイライラしており、家族ともうまくいかなくなって。「何のために生きているのか」といつも考えるようになって・・・給料をもらうこと以外に生きている意味がわからなくなりました。

「人生とはそんなものだ」と仮の結論を出して考えることをやめてしまえば、少しは楽になったかもしれません。でも私にはそれはできませんでした。一度しかない人生が、こんなに不自由なものであるはずがない。こんなに豊かな時代に生まれ、もっと良い生き方ができるはずだ。そうして突き詰めて考えた結果、私が出した結論は「起業」でした。

自分の時間と他人の時間

もちろんサラリーマン時代も、少しでも時間を生み出すための工夫は常にしていました。手帳やデジタルツールを使ったり、さまざまな仕事術を駆使したり、早起きをしてみたり。状況が変わらなくても、自分の考え方を変えれば幸せになれるというアプローチも、やってみました。学んで実験することで多少は良くなりましたが、それでも根本的な忙しさは解決しませんでした。

自分の時間を他人に売り渡してしまっている以上は、自由になれない。絶望的だったのは、当時の私はそこまで時間を安く売り渡してしまったわけではなく、サラリーマンとして望みうる最高に近い単価で時間を売っていたにも関わらず、問題が解決しなかったことです。時間はなく、自由になれず、それだけの犠牲を払ってなお、お金持ちになれるわけでもない。

どんなに頑張っても出世できるかどうかは運の要素も大きく、出世したところで自由も豊かさも得られない。他人に時間を売り渡すことをやめ、自分の時間を生きることしか、自由になる道はない。そう確信して、起業という道を選択しました。

時間がたくさんあるよりも、選べること

「起業をすれば自由で、豊かになれる」とは言いません。ものごとはそんなに単純ではないからです。起業をしたばかりの頃、いやそれから数年間は、サラリーマン時代より仕事(労働という感覚はありませんが)をしている時間は多かったくらいです。今でも土曜や祝日もシェアオフィスに「出勤」したり、日曜に家族といるときもメッセンジャーに回答したりすることもあります。

遊んでいる時間が増えたわけではない。それでも、圧倒的に「自由になった」と感じます。誰かに何かを「やらされている」と感じることがほとんどなく、自分が何をするか、誰とするかを自分で選べるからです。やった結果が全て自分に返ってくるのも、健全で良いなと感じます。仕事とプライベートの区別はなく、いつも「自分の時間を生きている」と感じることができるんです。

この感覚、つまり時間の使い方を「選べる」と感じていることこそが、自由の本質だと思います。厳密には肉体的・経済的などさまざまな制約があって完全に自由ではないのかもしれませんが、選べる範囲が広がることで今までよりずっと自由だと感じることができるんです。その感覚は生きていく上でとても重要だと、私は考えています。

自分との約束を入れる

では、自由になるためには起業をするしかないのでしょうか。可能なら、最終的には起業をすることがお勧めではあります。しかしこれは決して単に「会社を辞めると自由になる」ということではありません。お金がなくなったら不本意なこともやらなくてはいけなくなり、むしろ今までよりも安く時間を売り渡すという本末転倒なことにもなりかねないでしょう。

なので会社員の方はすぐに会社を辞めるのではなく、まずは「自分との約束を入れる」ところから始めるのはいかがでしょうか。例えば次の土曜日の午前中、スケジュール帳に「一人合宿」と書き入れて、カフェにノートを持って行くことを決める。それだけで「自分の時間」が確保できますし、次のアクションにつながる気づきが得られる可能性が高いです。

空いている時間に一人合宿をするのではなく、自分と約束する感覚で予定を決める。これが、人生のコントロールを取り戻す第一歩です。もちろん重要な約束が入ったら自分と「調整」しても構いません。それでも良いのでまずは、自分との約束を入れましょう。そして少しずつ一人合宿の時間を拡大していく。これが誰にでもできて、自由に近づく確実な手段だと私は考えています。

おっと、忘れるところでした。次回のフラスコビジネスアカデミー、3/4(土)13:00〜のテーマは時間術。『ノートの活用で自由になる、時間術セミナー』。オンラインですので、どこからでも参加できます。お時間のない人こそ!本があれば初回無料です!

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