人生を変えたい?「やらない理由をなくす」ある意味で残酷な8冊の著書
フラスコ代表、安田です。これはXの記事として作成したものですが、意外と力作になったのでnoteとこちらにも転載しておきます。「だ、である調」になっているのは、そういうわけです。
とても幸運なことに、8冊の本を商業出版させてもらってきた。
実はこの8冊には一貫したテーマがあって、それが「やらない理由をなくす」ということだ。この8冊で、僕が伝えたかったことは全て書き切った。
というとすごく考え抜かれた戦略のように見えるかもしれないが、1冊1冊は必死に書いてきて、振り返るとそうなっているというだけかもしれない。
興味を持ってくれた人が8冊まとめ買いできるように、Amazonリンク一覧の作成を兼ねてここにそれぞれの「狙い」を書いていく。
新しい副業のかたち
発売日順で書いていくので、これが僕の処女作ということになる。ちなみに僕はこの「処女作」という言葉が恥ずかしくて口に出せない。処女って。
「サラリーマンでもオンラインサロンを作って、イベントをやって副業しよう」
という内容の本。2019年の本で、当時はまだオンラインサロンという言葉が一般的ではなかったので、サークルモデルという概念を捻り出して説明している。
会社を辞めずに、大学生がサークルを運営するくらいの感覚で、ビジネスをスタートすれば良い。とてもシンプルな話で、今でも基本的な考え方は変わらない。
僕のビジネスに対する考え方は、これと次の『起業』でほぼ固まっている。そんなにぶれていないと思うがどうだろう。読んで、検証してみて欲しい。
処女作(照れ)にも関わらず、対話形式も積極的に取り入れて、自由に書かせてもらったなあという印象。ぎりぎり重版してくれて、のちの7冊の出版につながったのは今考えるととても幸運。
新しい起業のかたち
副業で月5万円を稼ぐくらいなら『副業』の考え方で良いけれど、月100万円稼ぐような本格的な起業をするなら、「商品」が必要だ。
そしてその「商品」を売るためには、セミナーを開催するのがもっとも現実的な方法だ。オンラインサロンやイベントは、信用を貯めていく上で引き続き重要。
本当に、今と言っていることが全然、変わらない。ぶれていない。進歩をしていないんじゃないかとすら思うくらい。
本質は、何年経っても変わらない。流行に乗ったそのときだけの本ではなく、年月の経過に耐える本を書かせてもらって、感謝しかない。
『起業』『副業』の2冊で、ビジネスの「やり方」は全てお伝えしている。「やり方がわからないからできない」というのをまず、なくしていった。
自分を変えるノート術
安田の代表作。これで僕のことを知ってくれた人も多いだろう。4年かけて3万部越え、「一人合宿の人」という肩書きを名乗るに至る。
『副業』『起業』を世に送り出してみて思ったのは、「求められているのはもっと手前なんだろうな」ということ。
やり方がわからないからできないというのは、本当の理由ではない。
動き出せない人は頭の中がごちゃごちゃで、ちょっとした混乱状態にある。やりたいことがなんなのか、自分でも良くわからなくなっている。
それを解決するのが、ノートを使った「一人合宿」だ。ビジネスホテルやカフェでノートを書いて考え抜く。驚くほど頭の中がすっきりして、行動できる。
僕自身、これで会社を辞めて起業をしたし、今でも毎日のようにカフェでノートを書いている。
「やりたいことがわからないからできない」という理由をなくした本。
ノート術大全
この本は僕の中ではやや特別な位置にある。『自分〜』と一対となっていて、ひたすらノウハウをまとめた本。
「テクニックは重要ではない」といつも言っているし、なんならこの本の中にすらそう書いてあるのだけど、それでもみんな、ノウハウやテクニックが大好きだ。
そういう僕自身、あらゆるノート術の本は読み、そして実際に試してもきた。その上で、煎じ詰めた結果として残ったのが超シンプルな一人合宿だ。
その裏付けがないと、シンプルなやり方がベストだという主張が説得力を持たないだろう。たとえるなら、金持ちになったこともない人が「大切なのはお金ではない」と言っても負け惜しみにしか聞こえないように。
だからこの本は、どうしても書く必要があった。ただ、8冊の中でもっとも手間がかかった。何しろ50冊のノート本を読んでまとめている。
50冊のノート本が「最良」であると言うためには、100冊以上のノート本を読んでいないとならないだろう。読んだ本の内容なんて正確には覚えていない。間違えた内容を紹介するわけにもいかない・・・。
幸い4刷で2万部近くまでいってくれたのでぎりぎり苦労は報われた気もするが、もう二度とは書けない形式。それこそ、一度はやっておかないと、という感じだ。
お金が増えるノート術
お金の本はずっと書きたかった。起業をする人にとって、お金を受け取るのが怖いという「お金のメンタルブロック」は、大きなテーマだからだ。
僕は経済学部を出て、日本生命という機関投資家で10年以上資産運用の仕事をして、証券アナリストに中小企業診断士の資格まで取得した。そして起業のコンサルタント。お金の専門家を名乗ってもバチは当たらないだろう。
ただお金の本は、なかなか書かせてもらえない。「お前は何者なんだ?」という壁にぶち当たる。お金持ちというわけでもないし、大学教授でもない。プロフィールがいかにも弱い。
なのでこの本では、「ノート術の人」という足場を使って、お金の本を書かせてもらった。1冊本がヒットすると、著者寿命が伸びるというのは良く耳にするが、これで実感した。
内容にはテクニック的なことは多くなく、思い切りテクニックに振り切っていたら、もっと売れていたかもしれない。本質的で、良い本なんだけどな。
中学3年生の息子に贈る、学校では教わらない「お金の真実」
これも書きたかった本。お金の本ということもあるが、子供に読ませることを意識した本。しかもパートナーはGakken(学研)さん。最高でしょ。
うちには息子と娘がいるが、執筆当時に息子の方がちょうど中学3年生だったので、彼をペルソナとして書いた。それこそ、遺言状のような意味も込めて。
本書で採用されているストーリー形式には可能性を感じていて、しかもマンガまでつけてくれて、いろいろな夢が同時に叶った感がある。
今の僕が「書きたいことは全部書いた」と言えるのは、この1冊があるからという要素が大きいかもしれない。3刷まではいったけれど、もっと売れても良いけどなあ。
中学3年生向けにしてはちょっと、レベルが高すぎたかもしれない。大人が読んで学びが大きい本になっているので、ぜひ手にとってみて欲しい。
やらない時間術
お金と並んでもう一つ、絶対に書きたかったテーマがこれ。時間だ。
「時間がないからできません」という言い訳を、叩き潰してやろうと。
この本を書く頃には、やらない理由をなくすという裏テーマはかなり意識するようになっていた。
やり方もわかった、お金のメンタルブロックとの向き合い方もわかった、時間もある。でもやらないんでしょ?そんな挑発的な気持ちにもなっている。
時間術としては、これ1冊で完全に満足した。僕の中に、伝えたいことはそんなに多くはなかった。シンプルな本質だけ書けば、1冊で足りた。
この本は「起業をするのが良い」とはっきり書かせてもらったことが他の本とは一線を画している。そう書いてしまうとターゲットが狭くなるので、なかなか商業出版では許されないので。
どうしても、「サラリーマンの方でも主婦の方でも楽しめますよ」みたいな体裁を取らざるを得ない。実際、ノート術の本はそれで売れているので、このことは間違ってはいない。
そういう意味では、最新作の「高額化」なんかは、ターゲットが狭すぎて会議が通らないテーマの最たるもの。本当に、書かせてもらえて感謝している。
「ひとり起業家」の高額商品の作り方・売り方
そして最新作。僕の「書きたいことを書く」「やらない理由をなくす」という旅もこれで完結。この世の全てをそこに置いてきた。
『副業』『起業』の頃と、考えていることはそんなに変わらない。ただ何年も、何十人もの人をサポートしてきて、僕の中で言葉が洗練されている。
これから起業する人だけでなく、というよりもすでに起業をしていてうまくいっていない人にこそ、読んで欲しい。
人には多くの思い込みがあり(もちろん僕自身も例外ではない)、それを外すことができればすっとうまくいくこともたくさんある。
本を読むことで、その化学反応が起こることがある。今までの8冊は、それを期待して書いてきた。人生を変える、きっかけになる本を。
売れたり売れなかったり、それはどっちでも良いと考えて書いてきた。その意味、プロじゃなかったと思う。これらは世の中が求める本を書く。それが「作家として生きる」という覚悟の意味だ。
僕の書きたいことは、もうこの8冊の中にある。幸いなことに今の世の中は、電子書籍を含めて、読めなくなることはほとんどない。
人生を変えたいなら、この8冊を読めば良い。









