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プレスリリースの費用対効果

フラスコ代表、安田です。本日、『ノート術大全』発売のプレスリリースを出しました。本の内容はブログにも書いてきましたし、YouTubeなどを観て頂ければ良いと思うので、今回は「プレスリリースってどうなの?」という話をします。

そもそも、プレスリリースって何?

Wikipedia先生によるとプレスリリースとは「報道機関に向けた、情報の提供・告知・発表」のこと。いわゆる宣伝とは違って、「このネタ、ニュースになりまっせ。どないでっか?」というノリで各メディアに情報を送ることです。なので今回のように単に「本を出したから買ってね!」というのは邪道であり、公共性や新規性といったところが本来は重要になります。

何となくプレスリリースというのは大企業がするものだ、という感覚を持っている方が多いと思いますが、そんなことはありません。私はPRTIMESというプラットフォームを使っていますが、こういったサービスを使えばどんなに小さな会社であっても、また個人事業主の方でも簡単にプレスリリースを出すことができます。やり方もとても簡単です。

いくらくらいかかるの?

誰でも使えて簡単ということになると、あとは気になるのはお値段ということになります。一銭ももらっていないし回し者でもなんでもないのですが、これもまたPRTIMESのサイトを参照すると、1件当たり3万円、事実上使い放題・月30件配信できるプランだと月額7万円(いずれも税前)とのことです。これが高いか安いか、という話になるわけですね。

なお、プレスリリースの配信サービスを提供している会社は複数あり、価格を比較しているサイトもあります。これを見ると安いところもありますが、その効果は使ったことがないので何とも言えません。私は本を出版したとき、つまり年に1〜2回しかプレスリリースを使わないため、そこまでこだわってないんです。1件3万円は、まあ相場であるとは言えそうです。

効果①メディアから取材が来る、かもしれない

プレスリリース1件3万円は、展開しているビジネスの規模にもよるとは思いますが、「決して安くはないな」と感じる方が多いのではないでしょうか。正直私は、まあ3万円なら直感的に元は取れるかなと感じますが、痛くも痒くもないとは言い切れない金額だなとそんな感覚です。そこでポイントとなるのは、プレスリリースの一番の売りである「メディアから取材が来る」は、どれくらい本当なのかということです。

プレスリリースは400〜500のメディアに同時に配信できるのですが、メディアの規模や質は玉石混交。中には個人のサイトに近いものも含まれます。出せば取材が殺到する・・・という夢のようなことはまず、起こりません。よほどその情報にニュースとしての価値があれば別ですが、プレスを出してみたものの音沙汰なし、というのがむしろ普通でしょう。

過去何回かプレスを出してきた経験から言うと、「忘れた頃に1〜2件、取材が来る(かもしれない)」というのが正しい感覚なのではと思います。メディアの記者さん、テレビ番組や雑誌の特集を企画している人が「プレスリリースを見ました」と言って問い合わせをしてくることは、多くはありませんが実際にあります。

効果②SNS上の露出やSEOにプラス

そこで鍵になるのが、SNSだったりSEOです。メディアにはプレスリリースは毎日、何十件何百件と放り込まれるため、それをいちいち確認している人は誰もいないはずです。ではどこでプレスの存在を知るのか。それはきっと誰かのTwitterでのつぶやきであり、企画にあったキーワードで検索した結果です。「検索してたまたま見つけました」とは言わず、「御社のプレスを拝見しました」というのは礼儀みたいなものでしょう。

プレスリリースは、少なくともPRTIMESを使って配信したものはSEOもかなり強いです。本のタイトルで検索をすると、AmazonかPRTIMESのどちらかが出てきます。これが個人のサイトだったりするとやや頼りない感じになりますし、「ノート術大全はつまらない!」みたいな誹謗中傷の記事(笑)だったりしたら、それこそ取材をやめてしまうかもしれません。

検索から生まれるご縁はたくさんありますし、そこで信用を得られるかどうかの違いは大きい。その意味では、自社の責任できちんとしたプレスリリースを出してWEB上に「置いておく」ことは、それなりに意味があるのではないかと感じています。

効果③身内が盛り上がる

①と②はわかりやすいのですが、割と見逃しやすい効果がこれです。プレスリリースを出すと、身内が盛り上がるんです。親とか親戚が、という意味ではなくてそのプロジェクトに関わってくれたみなさんが、です。本の出版だと出版社や書店の方々はもちろん、クラウドファンディングに支援をして下さったり、オンラインサロンで応援をしてくれたり、本を予約してくれている多くの関係者がいます。

そういう方々が「おお、『ノート術大全』もここまで来たか。良かった!」って思ってくれる効果。定量化はできませんがこれは結構、大きいと思うんですよね。プレスリリースを出す=公になる、みたいな感覚。これを感じる方って、多いんです。だから私としてはそういう方々に感謝を込めて、プレスリリースくらいは出しておかないとな、って思ったりもするんです。

費用対効果はどうか

ということで、私としては3万円なら安いかなという感覚を持っています。と言っても、絶対に元が取れるから何でもかんでもプレスリリース、というところまでは行っておらず、本を出版したときくらいは花火を打ち上げておこうか、くらいの感じですね。

正直、ビジネスの規模や影響力が大きくなるほどプレスリリースの効果も高くなってくる気もするので、3万円の負担が大きく感じる時期から頑張ってプレスを出し続ける必要もないと思います。この効果3つを検討した結果、3万円が高くないな、と感じるタイミングで少しずつ試してみたら良いのではないでしょうか。

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