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信用の器 フラスコ

AIが学びの壁を取り払うのだけど、それによってますます格差は広がる

フラスコ代表、安田です。ChatGPTだけでは飽き足らず、最近ではプログラミングみたいなことまで取り組んでいるのですが、それで感じていることがこれです。平等になんてならない。

最近やっている「学び」

ChatGPTに衝撃を受けて、プロンプトをいじったり簡単なアプリケーションをコピペしてきて動かしてみたりしているうちに、AIだけではなくて少しずつ「周辺知識」が身についてきました。Googleが提供しているColaboをはじめとする各種サービスや、LINEの開発環境、PythonにGitHub、Copilotといったところです。

何かAI絡みのWebアプリを提供できないかな、と思いつつ試行錯誤しているうちに、あることに気がつきました。「あれ?なんか大概のことはあっさり実現できてしまうぞ」と。こんなことができたら良いな、と考えたことが大概、できてしまう。しかも、時間の見積もりを下に間違うことが重なりました。

「2週間くらいかけてこれくらいのことができれば良いな」と思って調べ始めると、いきなりそれを実現するツールが見つかってしまったり、自分で作ったとしても一から作るというよりは、パーツを拾ってきて組み合わせると動いてしまうという感じで、半日くらいで終わってしまったりすることが相次いだのです。

学びの「壁」が全て自分で解決できる

かつては何かの機能を実装しようと思ったらお金を払って誰かに教えてもらうか、本を読んで基礎を覚えてということをやっているうちにまた違う知識が必要なことに気づき・・・という感じで延々と学びの時間が続き、嫌になって諦めてしまうということが多かったのですが、それがどうやら、変わっています。

かつてなら割と高度な技術が必要だった、複雑な課題を設定したとしても、ChatGPTに聞きながら一つずつ進めていくと、ほぼ解決できてしまいます。「〜をしたいけどどうしたら良い?」「〜をしたらこんなエラーメッセージが出たんだけど、どういう意味?」「それを解決するにはどうしたら良い?」と聞きまくると、解決する。

GPT4ならそれこそプログラミングすらほぼやってくれますし、他の人が書いたプログラムの概要を説明したり、エラーの解決も得意です。「Google Colaboratoryでこのコマンドを打ったらこんなエラーメッセージが出た」と言えば、「その環境だとこう書かないとダメですよ」と返してくれる。すごく優秀なアシスタントなんです。

AIだけではなく、大きな流れとして

確かにその「ChatGPTがあれば何でも、最終的には何とかなる」という安心感は非常に大きいです。それがあると知った上で世界を見渡すと、プログラミングなどを安く学べる環境もあるし、調べれば何でも出てきます。オープンソースの大きな流れも感じます。有料級の知識・情報が、ネット上に全部あります。

ちょっと文字だとわかりにくいなと思ったら、検索するとわかりやすい解説動画が出てきます。お金を払う必要はほとんどありません。まあせいぜいサブスク型のサービスやNoteの有料記事で、高くても数千円とか。ChatGPTだけでなく、CopilotといったAIによるサポートツールもたくさんあります。すごい時代です。

スキルや経験の差は埋まった

ふと気づけばいつの間にかそんな感じで、ネット上でできることはスキルや経験がないことでも大概、何でもできる時代になっていました。かなり早い段階で気づいていた人も多いのかもしれませんが、私の場合はChatGPTをきっかけにAIに全振りした結果、そのことに気づくことができました。学びの壁が、なくなっている。

もちろんスキルや経験はあるに越したことはありません。プログラミング知識ゼロでも求める結果にはいずれ辿り着くことができるようになったとはいえ、スキルがあれば最速でそこに辿り着けるし、経験に裏打ちされた発想力がないと、そもそも適切な問いを立てることができません。

だからもちろんまだまだ先駆者と私のような新参者の差はあるのですが、スキルや経験のあるなしで「できるかできないか」というくらいまでのギャップがあったものが、「スムーズか試行錯誤か」くらいの差に縮まっている。世界はそうやって、平等になっていくのかと一瞬思いましたが、待てよとなりまして。

「できる」と思える人だけが加速する

それって単に、スキルや経験の差が埋まっただけであって、また別の格差が生まれてきているのではないかなと。「高く見えるハードル」に挑む人と挑まない人の差は、ものすごい勢いで開いていっているのではないかと思ったんです。そもそもChatGPTにすら、まだ触れていない人が圧倒的な多数派じゃないですか。

好奇心を持って何でもやってみる人は、AIによってめちゃくちゃ加速するけれども、変化を嫌う人は完全に置いていかれる。どんどん前に進む人と何もしない人に大きく二極化していくのではないでしょうか。1%の人が99%の仕事をするようになり、99%の人は1%の仕事らしきものをして、ベーシックインカムを受け取る。

そういう格差社会に、今ははっきり向かっていることを感じます。これは、99%の人が不幸になるということは必ずしも意味しません。ポストAI時代には「人間は仕事をしないといけない」というのは古い価値観となるでしょう。でも少なくとももうしばらくは、足掻いてみようかなと思ったりもしています。

AIにどんどん仕事を奪わせる研究所(どん研)ではそんな話もしているので、気軽に遊びに来てください。

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