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2024年が「お金の新時代」になる5つの理由

フラスコ代表、安田です。『お金が増えるノート術』の帯に「2024年、お金の新時代が動き出す」というキャッチコピーが付いていて、これは私が考えたわけではないのですが、気に入っています。実際、そうだと思うんですよね。

理由1:インフレ、物価高

インパクトの順番というわけではありませんが、誰もが一番最初に思いつくのはこれでしょう。インフレと物価高。過去30年、社会に出てからデフレの時代しか経験していない私を含むバブル以降の世代は、インフレという現象を頭でしか理解していません。物価は下がり続けるもので、上がるという経験がないんです。

それがここしばらくは物価が上がっていて(給料は上がらず)、そしておそらくはここからかなりのスピードで、物価は上がり続けます。日本政府や日銀がめちゃくちゃな量的緩和をやって、物価を上げようと必死に「努力」してきたことが実ったとも言えますが、マグマが溜まりすぎて適度なインフレに収まる感じがしません。

適度なインフレでそれに伴って給料も上がれば良いのですが、そうはならない気がしています。諸外国との対比も重要で、円安が続くことにより「貧しい」「生活が成り立たない」という感覚は、国内では急速に強くなるだろうなと予想しています。もちろんこれは決して良いことではないので、そうならないと良いのですが。

理由2:金利上昇

インフレと同時に進むのが金利上昇です。こちらはまだ、感覚として気づいていない人が多い気がします。急激なインフレを抑えるために、金利が上がるのは許容せざるを得ません。あまり急激に上がると大変なことになるので、なるべく緩やかに金利が上がるようにコントロールしていくということになりますが、これもうまくいくかはわかりません。

緩やかであっても金利が上がれば企業や家計の負担は増えますし、債権の価格が下がって金融機関の経営が破綻したりもするでしょう。身近で実感しやすいところとしては、住宅ローンを変動金利で借りている人ですね。思った以上に金利負担が増えて、ローンが返せなくなる人も出てきます。

理由3:増税と地政学的リスク

なんだか悪いことばかり書いていますが、残念ながらまずはネガティブな側面からお金に対する興味・関心が増していくだろうというのが私の予想です。外れてくれることを祈ります。しかしこの増税も、既定路線というかもはやどうしても避けられません。足元だけでもシンプルに、コロナ禍でばら撒いたお金の尻拭いをしないといけませんし。

地政学的リスクというのはちょっと賢そうな書き方をしましたが、要は戦争やそれに近い状態が、日本の周りでも起こるのではないかということです。実際に起こらなくても、その心配があるので「防衛増税」をしなくてはいけないという流れは、着々とできあがってきています。これが誰かの陰謀か、そうじゃないかはともかくとして。

インボイス制度の導入も、いくつか時間が経つと負担が増える「時限爆弾」を含んでいます。長期的な流れとしても所得税や社会保険料がじわじわ上がっていくのは避けきれず、政府の動きをぼんやりと見ていても、年明け早々にもなんらかの増税が決定されるのではないかと感じます。

理由4:新NISAと新紙幣

こちらはポジティブな面もある話です。1月から新NISAが始まり、非課税となる投資枠が大幅に拡大(詳しくは『お金が増えるノート術』を参照)されます。「貯蓄から投資へ」というとずいぶん古いワードになりますが、なんだかんだ言ってもこれだけはっきりしたメリットが用意されれば、莫大なお金が投資に回るでしょう。

そして、莫大なお金が投資に回れば株価は上がりますし、株価が上がれば経済は活気づきます。実際にイノベーションが起こるわけではないのでバブルっぽいところはあるものの、それでもお金は回るようになり、経済は良くなると思います。まあ、今の時点でもある程度それは織り込んでいるとは思いますが、それでも2024年は盛り上がるんじゃないかと。

2024/7からと発表されている新紙幣についても、なんだかんだで経済には良い感じになる(雑な説明w)のではないでしょうか。タンス預金を引っ張り出す効果とかいろいろありますが、気分が上がるという要素もバカにはできません。人間、そんなに合理的ではないので。結局は盛り上がるんじゃないですかね。

理由5:スタートアップ支援と起業・副業

個人的に注目しているのは、これです。「スタートアップ育成5か年計画」が決定されたのは2022/11なので、今年がスタートアップ元年みたいな感じで注目されたと認識していますが、こういうのって効果が出るまでにタイムラグがありますから。コロナも終わり、新NISAや新紙幣で盛り上がったときに、起業ブームになるんじゃないかなと。感覚的ですけど、そう予想しています。

で、こちらは希望的観測かもしれませんが、その「起業ブーム」がスタートアップにとどまらず、スモールビジネスや副業にも及ぶんじゃないかなと。理由の1〜3で「何かしないと生活していけない」という危機感を抱えている多くの人が、起業ブームに触発されて小さなビジネスを始めるようになるんじゃないかなと。

それこそ副業元年は2018年と言われましたが、仕組みこそ整ってきたもののそんなに副業は盛り上がっていません。でもその土壌に、花が咲くタイミングなんじゃないかな。そんな風に2024年を見ています。『お金が増えるノート術』は、ベストなタイミングで世に送り出せたと、現時点では確信しています。さて、どうなるか?笑

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