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信用の器 フラスコ

起業をするときにメンターは必要か?

フラスコ代表、安田です。「安田さんのメンターは誰ですか?」と質問されることがあります。当然メンターはいますよね、必須ですよねというニュアンスを感じるのですが、僕には特定のメンターはいません。起業するときにメンターが必要かどうか、考えてみます。

メンターとは何か

メンターというのは「指導者、助言者」という意味で、仕事やキャリアについて指導や助言をしてくれる信頼のおける相談相手のことを指すことが多いです。起業の世界ではコーチやコンサルタントといった、起業支援を行っている人がメンターを名乗ることもあります。マンツーマンで相談できる、師匠みたいなものですね。

ここしばらくは企業においても、先輩社員が新入社員の相談相手になるメンター制を導入したり、それがやっぱりうまくいかなくて廃止したりといった試行錯誤が繰り返されている印象です。これについては、よほど「当たり」の先輩を引かないと、うまくいかないんじゃないかなあって思いますが。

起業の世界でもそこは同じで、メンターが信頼できる人かどうか、相性やステージなど噛み合わまないとなかなかどうかな・・・と思うこともあります。少なくとも、必須というほどのことはないかなと。

最初は相談相手はいた方が良い

まあ一般論としては、起業の直前や起業したばかりのときは、誰か相談相手はいた方が良いかなとは思います。メンター的な存在、コーチやコンサルタントですね。僕も最初の数ヶ月はコーチをお願いしたり、起業コンサルの人に相談したりしました。高額の起業塾にも人並みに通いましたし。全部独学するのは効率が悪いですから。

どんなに学んだとしても、どうしても最初は起業の知識がなさすぎるので、一人だと無限に迷走します。そんなところで悩んでも仕方ないのにな、と僕らからはすぐわかるところですごく長い時間を費やしたり。ちょっと人から何か言われたら、すぐやり方を変えてしまって軸がブレブレになったり。それが普通です。

なので軸を一緒に見つけたり、軸がぶれていないかチェックしてくれる存在がいると時間やお金を無駄にしなくてよいだろうな、とは思います。信頼できる人が見つかれば、期間限定でサポートを受けるのは良いと思います。

メンタービジネスの「洗脳」

ただここで冒頭の質問に戻りますが、「起業をするならメンターをつけるのが当たり前」と思い込んでいる人が多いのは、メンタービジネス業界による洗脳だと思います。まあバレンタインデーのチョコレートとかジューンブライドみたいなもので、業界努力の結晶と言えばそうなのかもしれませんが。メンター側の都合かなと。

僕も起業コンサルタントとして活動しているので、「安田さんにメンターをして欲しい」と言ってくれる人が増えるのはありがたいのですが、あまりにも思考停止で「言われたことを全部やります」みたいになってしまうと良くないなあとも感じていて。選ぶならいったん、考え抜いた結論として選んで欲しいんですよね。

自分の頭で考えて、自分の責任で行動するのが起業家のマインドです。「メンターは必要ですよ」と言われて「そうか!メンターは必要なんですね!」って反射的に思い込むのはちょっと、危ないなって感じています。

安田にメンターがいない理由

僕は今でこそ起業コンサルタント・作家として活動しているので、これはそれぞれメンターがいても良さそうなものだなとは思います。ただ最初は「コミュニティ・プラットフォームの運営」というビジネスでスタートしたので、ぴったりくるメンターが見つからなかったんですよね。そんなことをやっている人が誰もいなかった。

今思うと生意気な話なのですが、「メンタービジネスをやっている人って、みんなすごく単純なビジネスモデルだな」くらいの認識だったんです。なかなか人のことを素直に尊敬できないというひねくれた性格もあって、「この人にメンターをお願いしたい」という人を決められずに今に至っている感じですね。

そして今となってはメンターがいなくても、自分で考えて物事を進めて、必要な時に専門家の力を借りるという判断ができます。メンターに関しては、タイミングを逃した感があります(笑)。

「私淑」がぴったりくる

じゃあ起業コンサルタントや作家、フラスコなどのビジネスモデルの構築といった活動は自分だけで独自のアイディアを考えてやっているのかと言われたら、そんなこともありません。それぞれの領域でベンチマーク(参考となる企業や個人)を決めてそれをモデリング(参考にする、良いところをパクる)をずっとやっています。

起業コンサルならこの人、作家ならこの人、◯◯という面はこの人・・・という感じで、5人くらい「心のメンター」がいます。このやり方は「私淑」というらしいです。特に契約も結ばず本人の許可も取らず、勝手に先生と思わせてもらうということですね。今のステージはこの私淑が一番、ぴったりきています。

まあこれから先、売上を10倍にしようとか思ったら正式なメンターを誰かにお願いしたりする場面もあるかもしれませんが、今はそんな感じが心地良いですね。結論、メンターは必須ではないのですが、最初はいた方が良いかも。そしてステージの変化とともに、私淑も取り入れていくと良いかなって考えています!

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