ブログとYouTubeを毎日配信するのは「当たり前」
フラスコ代表、安田です。ある方とお話をしている中で「オンラインサロンをやるにしても、知名度がある人はすごく有利ですよね」という発言があり、違和感があったのでその違和感の正体を考察してみます。
知名度がある人は有利なのか
まず、オンラインサロンを運営してく上で知名度があることは有利なのかという点ですが、これは間違いなく有利です。イベントであれオンラインサロンであれ、SNSで発信をするだけで人を集められる知名度というのは圧倒的に有利です。
キンコン西野さんにしても堀江さんにしても、知名度を活かして人を集めていることは間違いありません。ただ、知名度があればオンラインサロン運営がうまくいくかというと、そんなことはありません。失敗している事例はいくらでもあります。名前は挙げませんが。
やはりうまくいっているサロンのオーナーは、知名度をうまく活かすだけの経営手腕がある方ばかりです。逆に、知名度のないところから運営の工夫をして発展しているサロンもたくさんあり、サロン運営において知名度は最重要ポイントではありません。
実績があっての知名度
さらに言えば、問題はその知名度は何によって得られたのかということです。西野さんで言えばお笑い芸人として一流ですし、堀江さんは経営者として一流です。あ、芸風や人柄の好き嫌いはあると思いますが、ここでは実績の話をしています。
テレビで圧倒的に売れたり、時価総額数十億円の会社を育てた実績があって、そのときに培った知名度を今、活用しているにすぎません。なんとなく「ずるい」と感じるのかもしれませんが、過去の実績がかたちを変えただけの知名度を活用するのは、当然の権利です。
サラリーマンだって、若い頃の実績が認められて部長になったり役員になったりするわけです。それを「役員だからって威張ってて、ずるい」と批判するのは不当であり、無益でしょう。
能力の高さと一芸を磨くこと
そもそも西野さんも堀江さんも、めちゃくちゃ頭の良い人です。そして、自分の得意なフィールドを見定め、全エネルギーを投入して仕事に没頭しています。寝食を忘れて没頭した時期があり、今でも並の人よりはるかに仕事をしています。
私を含めて普通の人が10の能力を10種類のことに分散するところ、彼らは100の能力を1つのことに集中して投下しています。いやそこまでの差はないのかもしれませんが、少なくとも選択と集中をリスクを伴ってやっているわけです。
おそらく私はそのとき、そのリスクテイクと圧倒的な努力の結果としての知名度を、それをやっていない我々が批判するのは違うのではないかなと感じたのです。
今現在だけを比べても
ってなことを、西野さんのVoicyを聴いていたら「ずるいから知名度を使わずに勝負しろとか、それは違うだろ!」と主張されていて、まさにこれ!っと思ったので今回ブログ記事にしたわけです。で、そのVoicyでの話がすごく刺さりました。
意訳すると、過去の実績はあるしその知名度を活かす権利も自分にはある。だが、それをずるいと言っているお前は、今のこの俺よりも情報発信をしているのか。その知名度のある西野が、音声とブログとオンラインサロンで毎日内容の濃い情報発信をしているわけだが!?
いやあ、その通りだなあと思いました。あ、ちなみに私は西野さんも堀江さんも信者というほどではありませんが、割と好きです。はっきりものをいう人をそれだけの理由で嫌っていると、考え方が偏るだけなので良くないと思う派です。
結局、情報発信が足りない
今の時代って、情報発信に関してはいまだかつてないくらいフェアだと思うんですよ。テレビに出なくても、YouTubeを頑張れば有名人になれるわけですし、本を書かなくてもブログで発信できます。思ったことはTwitterでつぶやけば世界中に届きます。Facebookは・・・ちょっと良くわかりませんが。
そういう時代で、自分に知名度があったら良いのになと嘆くのは「甘え」なんじゃないかと。知名度がないのなら、知名度を高めるための努力をすれば良いだけの話で。その努力を、知名度のある人よりもやっていなかったら、逆転なんて起こるはずもないですよね。
振り返って、冒頭の会話で私が感じた違和感は、自分がそこまで情報発信できていないことに対する反省だったのではないかと思います。恥ずかしさと言っても良いかもしれません。なぜフラスコが「爆発」しないのかなと思い悩むだけで、具体的な行動である情報発信がヌルかったなと。
少なくとも西野さんや堀江さんがやっている「量」つまり「手数」は、超えていかないと話になりません。「質」は正直、つらいけれども。なのでブログとYouTubeの毎日配信(日曜除く)は、必須だなとようやく覚悟が決まりました。
宣言します。ブログとYouTubeは、これから日曜を除く(ほぼ)毎日配信することにします!!ああ、言っちゃったよ。でも、フラスコを10万人のコミュニティプラットフォームにするなら、それは最低限、やるしかない。