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信用の器 フラスコ

本が書店に並ぶまでの6つのステップ

フラスコ代表、安田です。私の2冊目の著書『新しい起業のかたち』が3月18日に発売が決定しました。ぱちぱちぱち。商業出版においてどのような過程で本が書店に並ぶのか、ようやくわかってきたのでまとめます。

企画に興味を持ってもらう

率直に言うと、「本を書きたい!」という人にとっての最大の壁は企画段階にあります。企画の良し悪しもさることながら、そもそも編集者の方とお会いできないんですよ。企画書を書いても、見てもらえる相手がいないというのが普通のスタート地点です。

出版コンサルタント、エージェントという方々が活躍するのもこの段階です。出版社で働いていた経験や出版経験があり、出版社にツテがあってどの編集者がどのような企画を求めているかを知っている、通りそうな企画のレベルをイメージできるということが彼らの強みです。

私は「自力で企画を通せるだけの力をつけよう!」と意識して頑張って、知り合いの著者から編集者の方を紹介して頂いて今に至りますが、周りを見ていると最初の出版のときはどうやらエージェントを使う人の方が多いように思います。ともかく、企画書を作り、興味を持ってもらうところまであの手この手でこぎつけます。

企画を練り、構成する

運良く編集者の方に興味を持ってもらえても、出版が決まっているわけではありません。社内の企画会議を通さないと、出版社としての意思決定をしたとは言えないのです。そこからは、編集者と共闘が始まります。社内を通せるレベルまで、企画を磨いていくんですね。

エージェントが入っている場合には、3者でブラッシュアップをすることになるでしょう。誰がどれだけ頑張るかは、状況によって違うでしょう。大御所だったら編集者が勝手に企画を作って通してくれるのかもしれませんが、新人著者なら知恵を絞る必要はこちらにあるでしょう。

幸い私は良い編集者の方と当たったので、じっくりと考え方をすり合わせる時間をとって頂き、こちらがアイディアを出したら向こうがそれを磨いてくれる、というやり取りの中で企画会議もスムーズに通過していきました。場合によっては不本意な形に内容が歪んでしまったりして、ここで止まることも一般的には多いのだと思います。

初稿を書き上げる

企画が通ったら、本を書き始めます。そうそう、基本的なことですが、本を書き上げて出版社に持ち込むんじゃないんですよ。純文学などでよほど文章力に自信のある場合はともかく、特にビジネス書なら書き上がったものをいきなり持ち込んではダメで、企画段階から一緒に本を作っていきます。

最初は1行あたりの文字数もわかりませんし、「です・ます」の感じもわからないのでちょっと書いては送ってフィードバックをもらい・・・という感じで手探りで進めていきます。その点、2冊目の本は年末年始で一気にが〜っとほぼ書き上げてしまいました。

っというわけで、「本ってどれくらいの期間で書くんですか?」と聞かれても「人それぞれ」としか答えようがないです。どれだけ取材や調査が必要かにもよりますしね。頭の中にある内容なら1週間で書ける人もいれば、半年は必要という場合もあるでしょう。

デザインから初校、再校

ところで、初稿と初校の違いってわかりますか?正直、私はこの違いがわからないまま1冊目の本が出版されるに至りました。なかなか編集者の人に「ところで初校ってなんですか?」って聞けないですよね。やったことがなかったので、ググってもピンときませんでした。

今ようやく理解したところだと、著者がひと通り書き上げた原稿が初稿、それに編集者やデザイナーさんが手をいれて構成し、最初に印刷されてきたものが初校ということのようです。そのあいだでやり取りされるPDFなどのデータではなく、紙ベースで考えるとわかりやすいですね。

初稿をデザインしたものが初校として上がってきて、それを修正して、念のためもう一度紙ベースでやり取りして最終確認するのが再校です。通常はこの2回くらいで仕上げるわけですね。なお、タイトルや表紙、帯の文章などは編集者の方が考えてくれます。逆に言えば、念のため確認して頂けるくらいで著者にあまり権限がない部分です。

印刷・製本

そこまで行ったら、もう著者がやれることはあまりありません。出版社と印刷所、取次や書店といった関係者の間でタイトなスケジュールをやり取りしている気配はあるのですが、無事に書店にならぶことを天に祈るのみです。

そうこうするうちに本の表紙イメージが送られてきたり、Amazonに登録されて予約可能になったりするので、著者の頭の中は「どうやって世の中に広げるか」もっと露骨に言うと「売らなきゃ!」という思考回路に切り替わります。

その一環として、今回のクラウドファンディングをやっているわけです(結局、これが言いたい)。SNS上で影響力があるならそれをフルに使ってストーリーを伝え、メディアが使える人はそれを活用して、とにかく本の露出を高めていきます。

配本、書店に並ぶ

そして、営業の方の努力によって本が全国の書店に行き渡り、あとは売れるのを待つだけ・・・と言いたいところですがここもそんなに甘くはありません。まず、無名の新人著者の本はまともに「書店に並ばない」んです。新刊コーナーはおろか、平積みにすらしてもらえません。

3冊、5冊の入荷されていてもさりげなく最初から縦置きになっていたりします。ちなみに縦置きだとほとんど人の目に触れないので、端的に言うと売れません。なのでせめて平積みにしてもらうべく、POPを持って書店にあいさつ回りをするわけです。

店員さんも人の子なので、というかすごく感じの良い人が多いのですが、著者が手作りのPOPを持って挨拶に来たら「けなげだな」と思うのでしょう。本をそっと平積みに変えて、POPを飾ってくれたりします。これにより、ようやく本が人目に触れるようになるのです。

それで売れ始めたら、新刊コーナーに置いてくれる可能性もあります。挨拶の感じが良い、ということも本の扱いと無関係ではない気がします。なので、著者を始め関係者一同がそういう涙ぐましい努力をして、ようやく本がスタートラインにつくわけですね。この続きはオンラインサロン、『セールスファネル・ラボ』で!

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