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信用の器 フラスコ

自由になるという恐怖

フラスコ代表、安田です。「誰もが自由で、好奇心あふれる生き方ができる世界を創る」というミッションを掲げて活動しているのですが、自由って誰もが本当に求めているわけじゃないよな、と思う今日このごろです。

「このままではいけない」とは誰もが感じる

サラリーマンなんてやっていると、朝から晩までまあ自由がないじゃないですか。私もそうでした。日々の生活は、こんな感じでしたね。ちょっと時代が古いかもですが、多かれ少なかれ、こんなものでしょう。

今日も満員電車。昨日積み残した仕事を片付けるために早めに出社して、少し落ち着いたと思ったら電話一本で、または上司の一声で状況が激変。ランチも食べずに休まず働いて、気がつけばもう深夜。

仕事の持ち帰りはセキュリティ上の問題で禁止されていて、終電まで残業するのは許されずに強制的に会社の電気が消える昨今では、また明日、早起きするしかない。土日も仕事や資格試験のことで頭が一杯。ああ、自由になりたい・・・。

自由への渇望と好奇心の大切さ

当時の私は、本当に自由を渇望していました。一度しかない人生が、こんなもののはずがない。今の時代ならもっと自由に、好奇心の赴くままに生きることができるはずだと。事実、そういう生き方を選んでいる人はたくさんいました。

自分のことを「まるで奴隷のようだ」と感じていましたし。もちろんムチを打たれているわけでもなければ、強制されているわけでもなく、客観的には勝手に忙しくしているのですが。本当に、サラリーマンが、向いていなかったんですね。

今となれば、もっと良い加減に手を抜いて、うまく立ち振る舞ったら良かったのにと思います。でも同時に、こういうクソ真面目というか、意識だけが高くて要領の悪い人の努力が報われる世界を創りたいな、とも思うんです。

いざ、自由になってみて気づくこと

そんな自由な生き方なんて、できないよって言われますよね。あなたのご両親はもちろん、上司とか同僚、普通は奥さんも「無理だからやめておけ」って言うことでしょう。でも、別にそれ自体はできます。普通にできるんです。

「絶対」でもありませんし、決して「楽して簡単に」でもありません。普通に、努力して工夫して・・・というプロセスは必要なのですが、まあサラリーマン時代に頑張っていたよりは遥かに少ない努力量で、家族を養い、かつ自由な生活を手に入れられるんです。

で、いざそういう自由を(ほぼ)手に入れてみると、やはり不安はあるんです。こんな一日中、やりたいことをしていて良いのかなとか。他の人はもっと苦しい生き方をしていて、人としてはその方が正しいのかなとか。あるとき突然、ビジネスの前提が崩れて稼げなくなるのかも、という不安もあります。

起業をいた当初は日々、何らかの予定を入れて忙しくしているようにしていたのですが、その方が不安は軽減される感覚はありました。起業をして何年経ってもとにかく忙しくしている人は、自由になる恐怖を避けているのかな、なんて思ったりもします。

「やりたいことが見つからない」という表現

「起業をしたら、不安はあるけど不満はなくなるよ」という名言(?)を、先輩起業家から言われました。なるほどなあと思います。満員電車も上司もなく、人事評価されることもなく、人間関係の不満もほとんどなくなりました。

改めて自由というのは良いものだなあと思うので、それを求める人には環境を創り、またやり方をお伝えしていこうと日々活動しているんです。そういう人の相談に乗ることも多いのですが、あることに気が付きました。

「やりたいことが見つからないから、動けない」って言うんですよ。まあ「自信がない」「恥ずかしい」はわかるのですが、やりたいことなんて何でも良いのだし、別にやりたいことじゃなくても自由を求めるならやれば良いのに、って思ってしまうんですね。そんなに自由を求めているわけでもないのかな、って。

0か1かでは、動けない

この背景にはやはり、自由に対する恐怖感があるんだと考えています。

本当にやりたいことを「見つけてしまって」、それに没頭したらおそらく引き返せなくなる。「自由になってしまう」という恐怖感が、一歩を踏み出すことを引き止めている。別に、副業でいつでも引き返せば良いのに。

裏を返すと、今の状況も実はそんなに悪くないかなって思っているんですよ。自由はないけど、いや自由がないからこそ、余計なことを考えなくて済む。上司は好きではないけれど、上司に言われたことをやっていれば日々は過ぎていく。

そういう安心感が、会社にはあるのでしょう。自由になるという決断には、痛みを伴いますしね。なので、本当に人生を変えたいという人以外には、起業だ副業だと言わないようにしています。

そうではなく、少しだけ日常を変えるようなことを。小さな一歩を日々、積み重ねていくための仕掛けを。次は、そういうことをやろうと考えています。

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