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信用の器 フラスコ

人に期待しない

フラスコ代表、安田です。ちょっと最近、心境の変化があったので、まだ何の結果も出ていませんが報告しておきます。人に期待して、失望するのをやめます。

人への期待と、失望の関係

思えば私は、いつも何かに失望しています。会社やサラリーマンという生き方に対する失望感から起業をしましたし、満足いくイベントシステムがなかったのでフラスコを作りました。起業塾もそう、ダーウィンもそうです。起業支援という業界が、ひよこ喰いの構造にあり、サラリーマンが起業をする上で安心して学べる環境を今までずっと整えてきました。

つまり世の中や業界、会社といった大きなものに対する失望や怒りがあったからこそ今のサービスを提供できているわけです。これは起業家の一つの資質ですらあると思っていて、必ずしも悪いことではありません。ただまあその失望を人に向けてしまうと、あまりうまくいかないなあということが良くわかってきました。

これ、起業支援という仕事をしていく上ではなかなか難しい問題です。業務の性質上はどうしても行動できていない人、なかなか継続できない人をサポートすることも多くなるので、「頑張れ」「変わろう」というプレッシャーを与えてしまうことになりがちです。期待をすれば必然、失望もしてしまいます。これは人に期待をしているからこそ、起こる現象です。

コーチングを教えていて気づいたこと

このことはかなり前から課題として認識しており、「でもダーウィンレベルのサービスだとそれも仕方ないよなあ。変わりたい人しか来ていないはずだし」といったん自分の中では整理していました。それでも確かに結果は出るのですが、結果が出たにも関わらず人が離れていくという感覚が常にあって。これではまだまだ、うまくいっているとは言えないなと。

そんな中で先日、フラスコノートコーチ認定講座を講師として教えていて、気づいたことがあります。講座の中でワークとして1対1のミニセッションがあり、参加者が奇数だったので私も入ったのですが、ほんの10分とか15分のセッションで「やるべきことが明確になって苦しかった」という感想を別の人から、2件も頂いてしまったんです。

その瞬間は「うんうん、そうだろう。それがあなたの本質的な課題なのだから」といったん片付けそうになったのですが、よくよく考えてみるとこれって異常だなあと。講座中のミニセッションなんて、言ってみれば遊び感覚です。「誘導しない、クライアントのために」とか教えながら、無意識でしかも自分のために、めちゃくちゃ誘導しているのではないかと。

つい、成果を出させようとしてしまう

たまたまその感想を頂いたお二人が、ダーウィンのメンバーだったことも私を考え込ませました。ミニセッションで誘導したつもりはないけれども、私の前にきて話をすると「何か成果を出さないと、そういう前向きな発想をしないといけない」と感じさせてしまっているのではないかと。そんな人、もしかしたら有用なのかもしれませんけど、嫌ですよね。

私はダーウィンのセッション中も、いやもしかしたらフラスコを運営しているときですら、成果を出させようと誘導をしてしまっているのかなと。そうだとしたら、フラスコもダーウィンも、これから仕掛けていくノートも、大きくはならないよなあと。壁にぶち当たったことをようやく腹の底から自覚したわけですね。

しつこいようですが、それは私の良いところでもあるんです。10対0でダメ、というわけではありません。世界はもっと良くなると思っているし、目の前の人の可能性を信じているし、可能性が見えるだけに期待もしてしまう。もっとやれば、もっと良い結果が出るのになあと。それが見えているだけに、悔しい。自分のことのように感じて、失望してしまうんですよね。

変えられるのは自分だけ

ただこれもコーチング講座を教えていて改めて深く理解できましたが、他人を変えることはできません。いや人は誰でも変われるし、あなたも変われると信じています。何より、私自信も日々どんどん成長しています。しかし、変わらなければいけないというものでもありません。今のあなたには価値があるし、変わらないことを選んだあなたにもやはり価値があります。

自分で変わると決めて変わることはできるのですが、他人を変えることはできません。これが大原則ですね。なので、もう人を「変えてあげよう」などというおこがましいことを考えるのはやめにします。自分の行動だけにフォーカスして、誰よりも自分を成長させることにします。同じようになりたいな、と感じる人が来てくれたら、それで良いという考え方にします。

ただ、全力でサポートする

この話、そもそもブログで伝え切るには無理があるかもしれません。ざざっと読んだだけだと「ああ、安田はもう自分だけが良ければ良くて、他人は見捨てるっていうことだな」という誤った理解をされてしまうかもしれない。決してそういうことではありません。「変わりたい」という人には今まで以上に全力のサポートをさせて頂きます。

行動をすればするほど結果が出るのは事実です。やり方は全てお伝えします。メンタルサポートもします。その上で、行動をするかどうかはあなたが決めて下さい。人生は自由なので、あなたがやりたいことをやったら良いんです。口で言うのは簡単ですが、私の内面が変わりきっていないうちはこれは「だから、やれよ!」っていう曲がった意味に伝わってしまうはずです。

私はもう、人に期待はしません。だから失望もしない。ただあなたが変わるために必要な全ての仕組みを整え、必要なことをします。それであなたが「変わらない幸せ」を選ぶのであれば、そのことを心から喜べるようになりたい。私にとってこれは、大きな挑戦です。でも、そう変わると決めました。だからどうということはなく、その宣言のためのブログ記事です。

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