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信用の器 フラスコ

「わかりやすく書く」ということ

フラスコ代表、安田です。おかげさまで、『自分を変えるノート術』は順調なスタートを切った感じです。何冊売れてるとかは著者は全然わからないんですけど。嬉しいことにSNSでの感想やAmazonレビューも続々とお寄せ頂いていて、そこで思ったことを書きます。

「わかりやすい」という多くの声

前の2冊と比べて今回は、明確に「わかりやすい」「読みやすい」「やってみたくなった」という声が多いです。『副業』も『起業』もかなりわかりやすく書いたつもりではありましたが、それでも今思えばノウハウをできるだけ網羅しようとして、内容はやや複雑になっていたことは否めません。

今回は「ノートを持ってカフェに行く。書きまくることでアイディアが生まれ、人生が変わる」というシンプルな考え方を伝えるということに特化しました。1行で書けることを、200ページ近く使って書くわけです。途中何度も、「もっと広く、深いところまで書こうか」という誘惑を感じましたが、私自身も編集者も、そこは勇気を持って削ってこの形になりました。

「幼稚で稚拙」というアンチレビュー

なのでまあ、ある程度は予想していたことではあるのですが、早速アンチレビューが付きました。せっかく(?)なので全文を転載すると、こんな内容です。もちろん星は1つ。

ノート本はチェックしているので立ち読みした。愕然とした。あまりに稚拙でひどい内容だった。こんなただの感想文に、誰が1000円以上のお金を出すの?それこそ、いいノートとカフェ代で1000円ちょっと。その価値すらありません。

表現が下品でひどい書き方だなとは思いましたが、怒りは感じませんでした。あらゆるノート本を立ち読みでチェックしているようなノウハウコレクターの方にとっては、ざっと読んで新しく得られる知識が無いように感じるのは、これは仕方ないと納得したからです。ある意味で狙った通りの届き方であり、反応です。

ちなみにアンチレビューが付くというのは、その本が影響力をもち始めたという印です。誰からも相手されていない本を叩く人はいなくて、「こんな本が売れている。悔しい!」という負の感情をエネルギーに変えるのがアンチレビューだからです。

本を作る上での葛藤

著者あるいはこれから本を書こうとしている人なら誰でも同意して頂けると思うのですが、本を書くときにはどうしても「できれば賢い感じの本を書きたい」という気持ちがあります。同業他社や、かつての同僚などが読んだときに「すごいなこいつ!良く知っているな!ボキャブラリーも豊かだな!」と思われたいという、名誉欲みたいなものです。

学会に発表する論文や、専門書であればそれで良いのかもしれません。それなら読者が専門家で、いつも本を読んでいる人が対象だからです。しかしビジネス書、自己啓発書は違います。専門家ではない普通の、多くの人が「自分でも読めそう、行動できそう」と思われる本に価値があり、「自分には読めない、イメージできない」と感じる本はダメなんです。

私もそうですが、著者は通常、読書好きです。日常的に大量の文章を読んでいるし、たまには難解な専門書もじっくり紐解くこともあるでしょう。しかしビジネス書の読者は違います。そんなに本を読むのが好きでも得意でもない、もしかしたら本なんてほとんど読んだことがない人にこそ、届けたいメッセージを込めているのですから、それに合わせた書き方が必要です。

複雑なことをわかりやすく伝えるには

「複雑なことをわかりやすく伝えられるのが、頭の良い人だ」とかって言いますよね。それは、確かにそうでしょう。しかし、1冊の本でそれをするには限界があります。比喩や例をうまくつかって、なんとなく伝わった感じにはできるかもしれませんが、比喩や例を使うと本来の意図とは違う伝わり方をして「わかったつもり」になる可能性も高いのです。

やはり複雑なもの、奥行きがあったり範囲が広かったりするものを正確に伝えるには、それなりの情報量が必要になります。しかし大量の情報量を1冊の本に込めれば分厚くなり、読む気が起こらないというジレンマが生まれます。最近では厚い本も売れていますが、果たしてどれだけの人があれを最後まで読んだだろうかと疑問に思ってしまいます。

本で伝えたいことはシンプル

なので、1冊の本で奥行きや細部を全てを伝えるという考え方ではなく、あくまで本は「1番重要なこと」を伝えるための媒体だと考えるべきなのではないかというところに至りました。手に取りやすく、わかりやすく、そのテーマで最も重要な1つのメッセージをシンプルにかつていねいに伝える。それが本の役割なのではないでしょうか。

それで興味を持ってくれた人には、イベントやコミュニティ、ブログなどを通して時間をかけて奥行きや細部を伝えていく。これはビジネスとしてその方が良いというよりも、価値の届け方として「それしかない」ということです。人間、複雑なものを複雑なまま、短時間で受け取ることはできません。

コミュニティの良いところは、複雑なものを複雑なまま、時間をかけて届けることができるというところです。そういう関係性を築くための入り口が、本なのだということです。だから私はどこまでもわかりやすく、シンプルに書こうと。今はそういう風に、考えているんです。

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