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信用の器 フラスコ

時間の使い方の「結論」

フラスコ代表、安田です。私は『ノート時間術セミナー』を開催しているくらい、時間の使い方にはこだわりがあります。長く試行錯誤してきて、どうやらかなり結論に近いところまで来ましたので、惜しげもなく(笑)シェアします。

前提としての、理想

サラリーマン時代はやらなくてはいけないことが多く、また周囲からのプレッシャーもありで本当に忙しく感じていましたが、起業をしてからこのかたずっと仕組みを作り続け、最近ではかなり時間的には自由になりました。そうなると、時間をどう使うべきかというのはまた、違った問題となって浮上してきます。まさに価値観・理想が問われてくるのです。

何もせず、だらだらするという生き方を選択する人もいるでしょう。家族や友人と楽しむ時間を多く取りたいというのも良いですね。しかし私はそのどちらでもなく、強みに生きること、つまり好きで得意なことだけをやって世の中に最大の価値を届ける、という生き方を選択したいと考えました。

これは何度も書いていますが、私の強みは文章力と仕組みづくりです。あとは個別のコンサル力が及第点かなというくらいで、それ以外は人並みかそれ以下です。なので、ビジネス書を書きながらフラスコとダーウィンという仕組みを運営する、逆にいうとそれ以外のことを一切しない、「作家2.0」とも呼ぶべき生き方をしたいなと考えているんです。

1日の使い方

作家であるからには継続的に本を出すこと。そのための執筆や企画を一日の「ルーチン」に組み込むことが重要です。たまに本を出すだけの単なる著者なら、ある期間の仕事を止めて集中して本を書くということで良いでしょうけれども、作家であるなら執筆は、通常のスケジュールの中でこなせないといけません。そして執筆には、一日のうち最も集中できる時間を充てたい。

なので毎日、9:00〜12:00を執筆に充てることにしました。早起きして頑張る、ということはやってみたこともありますがやはり続かず、7:30くらいに起きて9:00までにはオフィスで仕事ができる体制になる、くらいが無理なく続けられるという感覚を得ていたので、朝は遅めと感じる人もいるかもしれませんが9:00〜です。

そして12:00〜15:00はメンテナンス、15:00〜18:00はアウトプット、18:00〜21:00はインプットという風に、一日を3時間ごとの4ブロックに分けます。通常のタスク、雑務にあたることはアウトプットの時間にこなすことでメンテナンスとインプットという重要な時間を確保します。それぞれの詳細となぜその順番にしたかといった細かな話は今回は割愛します。

週に3日はブロックする

毎日これでやっていけば、常に本を書きながら仕事も回り、メンテナンスとアウトプットも十分にできます。ただ一つ、これだと将来に向けて新しいことを仕掛ける時間がありません。後述する一人合宿も良いのですが、できればもっと早いサイクルで、1週間単位で新しいことができる仕組みにしたかった。それが、週3日のブロックです。

具体的には日・月・木のスケジュールをブロックして、基本的にはアポを入れません。日曜はファミリーデーとして家族と過ごします。家族との関係を改善することはもちろん重要ですし、またこういう日がないと毎日いつまでも仕事をし続けてしまっていつの間にか疲弊するので、強制的に仕事をしない日を入れているという意味もあります。

月曜日はクリエイティブデーで、じっくりと考え事をしたり、新しい企画を考える日としています。木曜はコンテンツデーとして、セミナーや講座等を作り込むために空けてあります。この3日間は執筆をしなくても良く、また疲れたなと感じたら、思い切って遊ぶために使うことが多いですね。平日のルーチンは、できるだけ崩したくないからです。

一人合宿を組み込む

特に月曜の朝には、一人合宿をするようにしています。月曜の朝はなかなか仕事をする気にならないこともありますが、週次の計画を立てる上で最適だからです。これに加えて、月次の合宿というのをやっています。月に2日間、月次の合宿のために予定を入れない日を確保してあるのです。基本的には水・木なので1日はコンテンツデーを使っている感じですが。

この他に年次や日次の一人合宿も実施するのですが、そのあたり詳しくはこちらのブログ記事をご参照下さい。「年次、月次、週次、日次で一人合宿をするぞ!」と意気込んでも、時間の確保を仕組みとして組み込んでおかないとその実現はできません。一人合宿は重要ではありますが緊急ではないので、空いた時間でやる、なんてことはできないんです。

いかに朝から集中するか

とまあこんな感じが私が考える理想的なスケジュールであり、そのほとんどが軌道に乗ってきたのですが、一点だけまだうまく回っていない部分がありました。それは、朝です。朝起きてオフィスに来るところまではできるのですが、そこから執筆を始める前にSNSを見たりメールやメッセージに反応してしまったりして、午前中を無為に過ごしてしまうことが多かったんです。

朝が崩れると1日が崩れますから、ここは重要です。その解決法が見つかったのではないかと感じていて、それは「午前中はゲームはもちろんSNSやメール、メッセージを一切見ないこと」です。ブラウザすら開かず、ただ執筆だけをするということです。当たり前のようですが、朝起きてそれらをチェックするというのは習慣になっているので、実行は簡単ではありません。

そこで導入したのが、iPhoneのスクリーンタイムという機能です。ある一定の時間帯は、アプリにアクセスできなくする機能で、今までは睡眠時間にそれを使っていたのですが、この適用を12:00までと21:00以降に拡張しました。つまり、12:00〜21:00までしかスマホや執筆以外のパソコンを一切使わないということです。

かなり思い切ったやり方ですが、今のところはうまくいきそうな手応えがあります。今書いてある本の入稿を迎えるくらいには、定着しているはずです。進捗は時間術セミナーに来て頂いても良いですし、ブログなどでもまたご報告します。なので何が言いたいかというと、午前中や夜は安田と連絡がつかなくなりますので、あしからずご了承下さいということです!笑

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