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お金の専門家である安田がお金の講座を提供しない3つの理由

フラスコ代表、安田です。芸能人の投資トラブルが取り沙汰されていますが、こういうの定期的にありますよね。お金の基本を身につけるのは起業家が身を守るためにも必要なことなのですが、講座を提供する気にはなれません。その理由を書きます。

安田は実はお金の専門家である

私は日本生命という日本最大級の機関投資家で10年以上資産運用関係の仕事をしていましたし、証券アナリスト、FP、中小企業診断士と合格実績もあり(現在は失効)かなり勉強もしました。個人的にも株・不動産・為替などの投資経験もあります。ずいぶん、痛い目にもあいました。ビジネスでもシステム投資や広告など一通りのことを経験してきています。

お金の専門家を名乗る資格は十分にあると思っており、実際に起業当初は「夢とお金の専門家」という厨二病的な肩書きを名乗っていたくらいです。でも副業・起業・ノート術などはコンテンツ化していますが、お金に関してはちょっと有料のnoteを書いたくらいでほぼ何もコンテンツにしていません。その理由は、すぐ思いつくものだけでも3つあります。

やらない理由① 自分が今、投資をしていないから

サラリーマン時代は借入も含めて数千万円という金額を投資していましたが、今はその大部分をフラスコやダーウィンなどのビジネス構築に投入しています。余裕資金があったら新たなシステムを開発したり、プロモーションに使いたい。これはこれで事業投資ということで投資の一種ですし、かつそこが投資先として最も有力だと自分では考えています。

そんな状態で「投資は分散が大切ですよ〜」みたいなことを言いたくないなあと思っているんです。一つの会社、一つのビジネスに全財産を投入するなんて、投資の原則からはかけ離れていますから。幸い、ようやく余裕資金らしきものも手元に残るようになってきたのでそろそろ、じわじわと金融投資も再開しようとは思ってはいますが。

やらない理由② ヤバイ人が集まるから

これは起業支援にも言えることなのですが、依存心が強いとかメンタルの状態が悪すぎるいわゆる「メンヘラ」や知的障害には該当しないけれどもそれに近い「境界知能」と言われる人たちをいかに避けるかは、あまり語られませんが意外と重要なビジネスで考慮すべき要素です。詐欺師ならあえてそこを狙うのかもしれませんが、まともなビジネスでは避けるべきです。

「楽して儲かりますよ!」と言われてすぐに数十万円をポンっと支払ってしまうような人たちは、結果を出そうとする真っ当なビジネスでは避けるべき層なんです。学び、行動をするという基本的なことができていないと、当然ながらどんなことでも結果は出ません。そのときに「絶対に儲かるって言いましたよね!?」と争いになるような人にサービスを提供すべきではないんです。

投資で儲けようというスタンスは、出発点からもうズレています。投資は主に環境の変化から資産を守るためにあるのであって、一発逆転の手段ではありません。資産はないけれど不労所得を得たいとか、短期の投資(投機)で大儲けしたいという論理的に成立しないニーズを持っている段階で、この人たちはちょっとヤバイなと私は感じるんです。

やらない理由③ 投資には結論があるから

そうは言っても投資に関しては強みがあるのが明確なので、何度か「何かコンテンツを提供できないかな」と考えたことがありました。それで私が知っていることをまとめたのが有料のノート記事『お金大全』です。大切なことは全てここに書きましたが、それでもそのコンテンツに1,100円より高い価格をつける気にはなれませんでした。

投資には結論があって、書いてしまうと十分に資産分散と時間分散をすることです。それ以外はほぼ全てギャンブルでしかなく、努力してもパフォーマンスにはさほど影響はありません。投資について勉強が必要だと私が考えることは、この投資の結論と、その前提であるハイリスク・ハイリターンとかフリーランチはないといった当たり前の大原則を理解することだけです。

まあいつか投資に関する本を書くかもしれないなとは思いますが、それから先のバックエンド商品を作る気にはいつまでもなれない気がします。特定の金融商品や投資対象をバックエンドに持ってしまうと、それを売りたいがために正しいことが言えなくなってしまいますし。そこは、フラットな立場でいたいという想いが強いんですよね。

ニーズはあるのはわかるが・・・

それでもやはり、投資というのはいつの時代も人気のテーマであり、ニーズがあるのは感じます。でもそのかなりの割合が「儲かる投資対象はないか」といった危うい期待で成り立っており、残念ながらそこに応えることはできません。そんなもの、存在しないからです。むしろお金の基礎教育が必要で、高校生くらいでやっておけば良いんじゃないかと思います。

お金の常識は起業をする際にも必要で、「儲かるビジネスはないか」という問いを立ててしまう人が多いのも構造は同じなんです。仮にそんなものがあったとしても裁定(アービトラージ)というものが働いて、短期間でチャンスは潰れてしまうんです。だったらそんなものを探すよりは「稼ぐ力」を身につけることが重要だという結論に達するはずなんです。

というわけで、現状でもダーウィンのコンテンツとしてとか何らかの形でお金に対することは伝えるようにしていますが、もう少し幅広い人に伝える手段がないかなとは常に思っています。やっぱり、本なのかなあ。

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