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『自分を変えるノート術』と『ノート術大全』のどちらから読むべきか

フラスコ代表、安田です。昨年出版させて頂いたノート本2冊、『自分を変えるノート術』と『ノート術大全』は、ありがたいことに引き続き好調です。「ノートは初心者なのですが、どちらを先に読めば良いですか?」と聞かれることがあるので、それに回答します。

2冊とも、ノート初心者向けの本

この質問が出る背景としては、『自分を変えるノート術』も『ノート術大全』も、両方ともノート術初心者の方を想定して書いた本だということがあります。というのも、ノート術上級者の方はもう、ノート本なんて読まずに自分で好きにノートを使いこなしたら良いと思っていて、せいぜい雑誌とかネットで情報収集をするくらいで良いと思うんです。

とは言えどちらの本も、結果的には上級者の方にも手に取って頂き、「改めて頭の整理になった」「これからノート術を学ぶ方に勧めたい」といった評価を頂いています。ここは正直、ホッとしました。「こんなことは全部知っている」「当たり前のことが書いてある」という批判があまり多くない(ないことはない)のは、良かったです。

まあそういう意味では上級者の方は好きにしてくれたら良いのですが、本来この本がターゲットとしているノート初心者の方に「どちらから読んだら良いの?」と聞かれたら、それはまじめにお答えしないといけないと思うんです。

「2冊とも読んで!」が本音

わざわざ2冊の本を出版しているからには、それぞれ伝えたいことが違うわけなので、2冊とも読んで欲しいというのが本音です。両方とも読む前提でどちらを先に・・・と聞かれたら、『大全』を先に読むと良いかもしれません。私自身が何かを学ぶときの好みとしては、全体像を頭に入れてから深掘り、の方が頭の中がすっきりする気がするので。

個人的には「本は安い」と考えていて、特にビジネス書に関しては、何か一つでも役に立つことが見つけられればあっという間に元は取れると考えています。50冊読んだら、『ノート術大全』みたいにそれをまとめて本にすれば元が取れる・・・というのは冗談ですが、小さな行動につながれば得をすることしかないのが読書です。

ですが、「いやいや安田さん、物価が上がって給料も小遣いも上がっていない中、本は贅沢品なんですよ。そんなにバンバン買えませんよ」という声も聞こえてくるので、以下では「どちらを買うか」に真剣にアドバイスをします。

もやもやしているなら『自分』

なんとなくやる気が出ないとか頭の中がごちゃごちゃしている、はっきり何がというわけではないけどもやもやする、日々がつまらないが何がしたいかわからない、という感じの方には『自分を変えるノート術』がお勧めです。「ノートを持ってカフェへ行こう!」というコンセプトのせいか、女性の方にも多く読まれています。

本書は「ノート術」という名前ではありますが、実際にはノートの使い方についてはほとんど書かれておらず、ノートを使って頭の中を整理する時間を取ろう、という「一人合宿」について伝えている本です。やる気が出ない、アイディアが出ないときの「コツ」については紙面を割いているので、わかりやすい・行動しやすいという評価を多く頂いています。

読んだ方が実際に「一人合宿をやってみた!」という報告をたくさんSNSなどにアップしてくれているのも特徴的で、「小さな一歩を早く踏み出せる本」なのかなという気がしています。

具体的な困りごとがあるなら『大全』

一方で『ノート術大全』ですが、こちらは50冊のノート本のノウハウを1冊にまとめた、いわばノウハウの塊のような本で、多岐にわたるノウハウを「行動」「企画」「メモ」「整理」「勉強」「目標達成」の6項目に分類しているのも一つの特徴です。

なので「これから資格試験の勉強をするのに、ノートをうまく活用したい」とか「仕事をもっと効率的に進めて、上司からの評価を上げたい」といった具体的なお困りごとや目標があるなら、こちらの本を学びのとっかかりにして頂くのが効率的でしょう。きっと、解決策や今読むべきノート本が見つかるはずです。

『自分』も『大全』もどちらも読みやすく、普段本を読まない方に向けて書かれています。本を読み慣れている方であればあっという間に読み終わってしまうでしょう。強いて言えば『大全』の方がイラストが多く、1冊を通して読まなくても良いように工夫がされているので、活字が苦手な方はこちらの方がとっつきやすいかもしれません。

即効性を求めるなら案外『自分』かも

どちらの本もAmazonレビューを見る限り好意的なものが多いのですが、一つだけミスマッチが出ているパターンがあります。それは「『大全』を読んだが、具体的にどうすれば良いのかわからない」というものです。大全本なので当たり前と言えばそうなのですが、「すぐに役立つ!」というのを売り文句にしているのが誤解されている部分があります。

ノート術大全』を読むだけであらゆる課題が解決する、と期待をされてしまうとなかなか辛いです。解決の方向性とか、その方に合ったノート本が見つかるだろうな、とは思いますが、あらゆる方向でもっと深掘りして具体的なやり方を全部書いて欲しい(分厚くても良いから?)・・・という期待を大全本に持つ人がいるのだな、という学びになりました。

そういう人には、むしろ『自分を変えるノート術』の方が、シンプルながら一貫したやり方が具体的に書いてあるので、即効的な効果が得やすいと思います。それでも「これは実際にやってみないと意味がない(が、できない)。読むだけでは何も起こらない本だ」と言われてしまうと、「その通りですよ」としか言いようがないのですが・・・。

そんな感じで、あなたに合った方から読み始めて頂けると、良いのではないかと思います!

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