起業をするとサラリーマン時代より良くなることトップ５

投稿日: 2023年1月26日

フラスコ代表、安田です。起業の悪い面としてはもちろん「不安」があると思います。でも私としてはそれを上回る良いことがたくさんあるので、起業をしました。今回はその、トップ５を挙げてみます。

５位：稼ぎが青天井で、全て自分のもの

最初はお金の話です。起業をして収入が増えるか減るかは正直、微妙なところでしょう。特にデータはありませんが、直感的には年収が下がる人の方が多いくらいなんじゃないでしょうか。ただ、数で言えばそうかもしれませんが、稼げる人はすごく稼げます。

サラリーマンだとほとんどの人が年収1,000万円くらいで頭打ちになりますが、起業家だとその倍とか10倍とか、100倍だって十分にあり得ます。夢がありますよね。まあわざわざ役員報酬として受け取って高い税金を支払うメリットもないのであって、可処分所得ベースで考えれば、豊かになるケースはかなり増えます。

４位：時間が自由に使える、昼寝も自由

私としてはお金よりもむしろ、時間の自由により大きな魅力を感じます。仕事とプライベートの境界線はなくなるものの、時間が自由に使えるようになって、人生を取り戻したような感覚があるのです。常に睡眠不足を抱えながら「頑張って」いたサラリーマン時代を思うと、なんと効率の悪いやり方をしていたのだろうと震えます。

すごく早起きをする必要もありませんし、昼間でも眠いときには寝た方が良いです。集中できる時間を最大化すれば良い。逆に、仕事をしていたいと思えばいつまでも、いつでもどこでも仕事ができる。これも自分の能力を高めたい私にとっては、ありがたい環境です。ろくに残業できない今の若いサラリーマンはかわいそう・・・なんてちょっと思ったりもします。

３位：誰にも指示されない、叱られない

当たり前ですが、起業をすれば上司はいなくなります。誰からも指示されず監視されず、嫌味を言われたり叱られたりすることもありません。まあこれは実はデメリットもあって、指導してくれたりいざというときに責任を取ってくれる上司の存在というのはありがたかったな、と気づいたりもします。社会人としてある程度の経験は上司のもと、会社で積んだ方が良いかもしれません。

指示とは少しずれますが、人事異動がないのも、これも裏表面がありますが本当に気が楽です。せっかく勉強をして力をつけてお客さんとの人間関係を積み上げて、さあ来年は大きな成果を出そう、というところで転勤が命じられたりするのがどうしても納得できませんでした。15年やって振り返ると、それも良い経験だったなということにはなるのですが。

２位：嫌な仕事は断れる、嫌な人とは付き合わなくて良い

会社員であればよほどの専門職でない限り、希望の仕事をさせてもらえないことの方が普通でしょう。私はこの点は恵まれていた方で、かなりやりたいことに近いことを担当させてもらえました。まあ、だいぶ大きな声で「これがやりたい」と主張した結果ではあると思います（評価が下がるので普通はしませんが、そこは気にしなかったので・・・）。

とはいえやはり、意に沿わない仕事はたくさんありました。相性の悪い上司や関係者に当たることもあります。私の場合はお客さんで相性の悪い人というのはあまりいなかった気がするのですが、敵は常に社内にいるという感覚でした。それも３年耐えればどちらかが人事異動になるということなのでしょうが、３年ってなかなか長いですよね。

今はそこは本当に楽で、「この人なんかちょっと嫌だな」と思ったら決して深入りはしません。「お金を出すから安田さんの商品を買いたい」と言われても、お断りすることすらあります。稼げていないと嫌な仕事もやらないといけないはずなので、起業すると誰でもすぐにこうなれる、というわけではないのかもしれませんが。

１位：思いついたことをすぐ実行できる

大企業で何か新しいことをやろうと思おうものなら大変です。なかなか自分の意見は通りませんし、何ヶ月も、ときには何年もかけて関係者を説得し、組織の意思決定をしていかないといけない。リスクがあるならそれを全部潰してから出ないと、Goは出ません。そんなことをしている間にチャンスは消えてしまいます。

起業をすると、これはスモールビジネスということですが、そこはすごく楽です。思いついたことを誰にも気兼ねせず、すぐに形にすることができる。どうなるかわからなくてもまずはやってみて、ダメだったらやめれば良い。仮説と検証のループを回すことがすごく高速にできます。大企業にいた私にとってはこれは本当に、ありがたい環境です。

起業をするメリットはたくさんありますが、究極的にはやりたいことをやるために、起業したということですから。