ノートに書く「だけ」で人生が変わる３つの理由
フラスコ代表、安田です。夢や目標をノートに書くと人生が変わる、というのは実感としてあります。どうしてそんなことが起こるかを、できるだけ論理的にお伝えします。
ノートに書くことで人生が変わった
そもそもノートに書くと人生が変わるのかという疑問から始めると、私の人生は手書きのノートで変わりました。サラリーマンを辞める決心をしたのもノートを書いて考えた結果ですし、フラスコやアカデミー、ダーウィンといったサービスを始めるとき、本を書くとき、新しいアイディアはいつもノートから生まれています。
最近では自分以外でも、拙著『自分を変えるノート術』を読んで一人合宿（ホテルやカフェでノートに書いて考えること）をやってみて、頭の中がすっきりしたとか、気になっていたことが行動に移せた、中には起業に向けて動き出したという嬉しい報告も多数あります。これからもっと大きな成果が出てくるのが、楽しみです。
理由１：頭が整理されて行動につながる
それでは、ノートに書くことで人生が変わるのはなぜなのでしょうか。まず明確なのは他の方からも報告があるように、頭が整理されてすっきりして課題が明確になる。また手書きという作業により脳が興奮・活性化して、やる気も出る。それらによって、行動につながるということが挙げられるでしょう。
なかなか行動できない状態というのは一種の「混乱状態」です。自分がどうなりたいのか、何がしたいかすらわからず、でもこのままではいけないという本能的な危機感だけがある。同じような言葉が脳内をぐるぐる回っていて一歩も前に進めない。それをノートは、突破させてくれます。
理由２：潜在意識に刷り込まれる
潜在意識という言葉を使うとスピリチュアルなイメージを持つ人もいるかもしれませんが、今や潜在意識は脳科学の領域です。自覚できない意識のことで、顕在意識よりもはるかに大きな割合を占めていると（99％とも）言われています。
あなたが「絶対に目標を達成するんだ」と意識していても、どこかで「まあ無理だろうけど」と感じてしまうのは、潜在意識の働きが大きいのです。潜在意識がその目標を達成することを納得している、というか既にその目標が達成した状態であると思い込むくらいになると、目標の達成はとても容易になります。
慣れてくると、ノートに書いているときは想像力（妄想力）が膨らみ、書いていることが現実になると感じられます。繰り返し書くことで潜在意識を納得させるというか、潜在意識に直接、書き込んでいるというか・・・なんかやっぱりちょっと、スピリチュアルっぽい話になりますね！笑
理由３：自分に投資をする感覚が得られる
やりたいことがはっきりせずに混乱している人に共通した問題として、「じっくり考える時間が確保できていない」ということがあります。とにかく毎日忙しい、考える時間があるならタスクを片付けられる、タスクを片付けることが重要であるという思い込み。まさに、思い込みとしか言いようがないのですが。
人生で何が重要であるかを考えることに時間を使う。ノートとペンを買ってホテルかカフェに行くことで、いくらかのお金を使う。それが自分の人生に対する投資であるという感覚が得られる。これが意外と、重要なのかもしれないなと思います。人生の主導権や、自分の重要感を取り戻す、というか。
本を買うことも投資ですし、それを読んで一人合宿をするというのも投資、さらにイベントやセミナーに参加して、行動を促すコミュニティに入って・・・というように少しずつ、行動を加速できる人が増えると良い。そんな風に思います。
ノートを持ってカフェへ行こう
ノートに書く「だけ」で人生が変わるというのは本当のことですが、実は嘘でもあります。ノートに書くだけで、それ以外のことを何もしないとやっぱり人生は変わらないと思うんです。いや、書くことで内面が少し変わるので人生が変わっているとも言えなくもないのかな。世界の見え方が変わるということ。
本当に人生が変わるためには、行動が必要です。その意味では、ノートに書くことで、行動しやすい状態になります。ノートに書き続けているといつのまにか、強く意識しなくても行動できるようになってしまう。ということは、ノートに書くだけで人生が変わるというのはやはり、嘘ではないということになります。
なので、まずはノートを持って30分だけで良いので、カフェに行ってみて下さい。30分、ノートに書き続けることができたら、もうあなたの人生は変わり始めています。ノートに書く「だけ」で人生が変わる。そういう気持ちで楽しくノートが書けたら、実際に人生は変わります。信じるか信じないかは、あなた次第です（笑）
