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スモールビジネスにおける「体調不良」への対処法

フラスコ代表、安田です。ちょっと久しぶりにブログを書いています。なぜ久しぶりかというと、地味に体調を崩していたからです。でもこの体調不良というやつ、避けて通れないんですよね。

安田と体調不良

僕は体調不良に関しては人一倍、敏感です。小さな頃から身体が弱くて、「この子は20歳まで生きないだろう」と家族から言われて育ったいわばもやしっこ界のエリートなんです。ほぼ年中ごほごほせきをしては呼吸困難になって吐いていましたし、しょっちゅう熱を出していました。健康である時間の方が短いくらい。

奇跡的に(?)大人になってそれなりに丈夫にはなりましたが、自分は身体が弱いというセルフイメージは今でもあります。それはサラリーマンが続けられなかった一つの原因にもなっているように思いますし、起業をしてからは徹底的に仕組化、習慣化によって省エネで稼げる仕組みを作るようになった原動力でもあります。

つまり僕にとっての「体調不良」は、ある程度の周期で「当然起こること」としてごく自然にビジネスに組み込まれています。なので今回も、久々に1週間もの間ほぼ何もできませんでしたが、ほとんど誰にも気づかれずにリカバリーできています。その方法論は無意識ではありますが、誰かの役に立つのではないかなと思って書いています。

立ち上げ当初は仕方ない

そうは言っても、スモールビジネスを起業をするタイミングで「自分がいなくても良いように」と意識しすぎることはあまり良くないような気もします。ビジネスの全自動化は確かに一つの理想ではありますが、最初からそこにエネルギーを注いでしまうと非効率というか、ロスになる部分が大きくなってしまうからです。

「あなたがいなくなっても回る状態を作るのがビジネスだ」みたいなことを教わった人もいるとは思いますし、そのことは間違いではありません。ただそれはあくまで「完成形」の話で、順序としてはまず最初は属人的なスキルなり能力なり、体力なりをフル活用して稼ぐことを意識した方が軌道に乗るのが早いです。

僕も起業当初は毎日2つも3つもイベントを主催していましたし、交流会に行きまくったり、毎日ランチやお茶を奢って人に会いまくったりしていました。「ここで倒れたら終わりだな」と感じつつ、それでもいったん走り切るしかないなと考えていました。これは今振り返っても、その段階ではそれしかないと思います。

対策としてやりがちな間違い

それで、ある程度ビジネスが軌道に乗ってきた頃、起業家はみんな考えます。「こんなことをいつまでもは続けられない。自分がいなくてもある程度、回るようにできないか」と。それで、判で押したように同じような間違いを犯します。これは僕自身も例外ではありません。

まず人を雇ったり、チームを組むことで「二重化」をしようとする。提供するサービスも個別のセッションから、グループでのサービス提供にシフトしてそのグループを誰かに任せようとする。教えるための資格を認定して、自分ではない人が教えられるようにするなどなど・・・。

これ、うまくいかないんです。コンサル・コーチ型のスモールビジネス・ファンビジネスの場合、その創始者の存在は圧倒的で、簡単に他の人が代替できないからこそ、それが他社との差別化要素になっています。誰でもできるくらいまでマニュアル化を進めることができるなら、大手が参入したらひとたまりもないんですよね。これがファンビジネスの根本であり、健康リスクをゼロにできない最大の理由でもあります。

有効な対策は「バッファ」

では何が健康リスクへの有効な対策になるのかと言えば、それは「バッファ」です。1〜2週間なら倒れても問題ないように、全てのビジネスを組み上げることです。

例えば情報発信なら、常に2週間後まで終わらせておく。「今日の分も終わってないのに、2週間後まで終わらせるなんてできるはずがない」という悲鳴が聞こえてきますが、それは覚悟だけの問題。一度2週間後まで終わらせてしまえば、あとは今日の分に追われるのも2週間後の分に追われるのも、負荷としては同じことです。

新しいセミナーをするときも、2週間前には一応の完成をさせるスケジュールで進めておく。本などの執筆も、本当の締め切りより2週間前に提出できるように進める。もちろん余裕があれば直前まで「魂を入れる」ことを続けていけば良いのですが、いったん合格ラインに達しておくことで、楽になります。

健康リスクはゼロにならない

とはいえ、セミナー当日に熱が出たらどうするのか。これはもう、どうすることもできません。誰か他の人に代わりにしゃべってもらうことができたとしても、それで失う信用はいかんともしがたい。自分以外の講師を育てることではそもそも代わりが務まらず、ただクオリティが下がってしまうのでダメなんです。

なので究極的には、健康リスクに関してはあなたが「倒れない」ことを心がけるしかありません。食事や運動、睡眠に気をつけて、ストレスをコントロールして心身ともに健康であるように最善を尽くす。それが最大の経営課題、ということになります。身体が資本、とは良く言ったものです。

結論。2週間、いつ倒れても良いように全てのプロセスを組み立てる。その上で心身の健康に投資をする。どうしても外せない予定は最小限にしつつときには気合いで乗り切り、それでも迷惑をかけてしまう人には素直に謝る。これしかありません。なんか、身も蓋も無い話ですけど。

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