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信用の器 フラスコ

「無料で人の相談に、延々と乗ってしまいます」

フラスコ代表、安田です。起業コンサルタントをしているとこの相談は結構多くて、コーチやコンサル・士業などのプロなのに、無料の相談だけを長い時間やってしまって、忙しいのに全く売り上げになりませんと。シンプルに断れば良いじゃんとは思うものの、まじめに対策を考えてみましょう。

無料で相談に乗るのはどんなときか

そもそも、対人セッションをするような仕事をしている人が、無料で人の相談に乗ってしまうというのはどんなときでしょうか。プロなら時間を使って価値を提供するなら、お金をもらって当然です。実際、お金を頂いてセッションを提供しているクライアントさんがいるはずなのに、他の人に無料で同じことをするのはおかしいですよね。

考えられるのは、まずは無料のお試しセッションです。コンサルタントや弁護士さんでも「初回相談無料」を出している人もいますし、駆け出しのコーチだと「無料セッションを100人やるのが目標です!」とかって押し出している人が多いですね。そこで契約を取ろうと考えてたのだけど、ことごとく不発に終わるということですね。

交流会で会った人との1on1というパターンもあります。あとは友達・仲間からの相談だったり、いきなり電話がかかってきてだらだらしゃべってしまったとか。まずは話してみないと何が起こるかわからないし、仲が良いから断れないとかですね。まあこれらは僕も完全にゼロにはなっていませんが、今はかなり減らしています。

対策1:アポは終了の時間を決める

それを踏まえて、対策を考えていきましょう。この問題は件数もさることながら、話し始めたらいつまでもだらだらとやってしまう、という問題でもあります。「気がついたら3時間も喋っていた。寝不足だ」とか言うのですが、そんなことがビジネス上で起こることは、僕には全く考えられません。

何時まで、ということを決めずに打ち合わせを始めるということがまず、ビジネスではあり得ないからです。ミーティングの時間は長くても1時間。テーマが明確じゃない場合などは、30分でも良いでしょう。あえて45分というように中途半端な時間を設定する手もあります。いずれにしても、次のアポがあるという前提です。

アポを入れる時点で「じゃあ、11:00からで」ではなくて「11:00-11:30で」というように終わりの時間を決めておく。そしてそれは原則、延長しない。まずはそこからでしょうね。

対策2:無料でやらないルールを作る

より抜本的な対策としては、ルールづくりが挙げられます。僕は「個別・無料で人に会わない」「突然の電話には出ない」ということを基本ルールにしているのですが、こう決めておくだけで、交流会や知り合いへの対応が変わります。そういうルールにしているのでごめんなさい、とお断りしやすくなるということです。

あとはさまざまなパターンごとに、

・イベントに参加してもらう

・動画を観てもらう

・ランチを奢る(笑)

・有料でのセッションを提案する

など対応を考えて提案していきます。基本方針として、個別・無料で人に会わないと決めておくだけで、結果として得られる時間には大きな違いが発生します。

対策3:「友達」を増やさない

そういうルールを徹底していると、自然に「友達」が減ります。はっきり言ってしまうと、いきなり電話をしてきて長々喋ったり、プロに無料で相談できるのが友達だという感覚でいるような知り合いは、増えなくて良いと考えています。「仲が良いから断れない」という状況をできるだけ避けるということでもあります。

ビジネス交流会に行っても、友達を増やそうとしている人が多いように僕には感じられるのですが、ビジネス上はそれは意味がないどころか、マイナスだよなって思っています。たくさん名刺を配って、多くの人と「友達」になってもビジネス上のマイナスになるのであれば、いったい何をしに交流会に行っているのでしょうか。

対策4:単価が高いことを発信する

みんなやっていないけれども意外と大切だよなと思うのは、これです。自分の単価を発信すること。僕の場合は何かと「1時間5万円以上」ということは発信しているのですが、これだけで「安田さん、ちょっと時間を下さい」と当たり前のように言ってくる人が激減します。プロの時間は、ただでもらえるものではないんです。

何らかのキャンペーンなどで無料相談を提供することはありますが、その場合も「本来は1時間5万円なんですけどね」と必ず言うようにしています。個別相談への申し込みは少し減りますが、それで諦めるのは「タダなら申し込んでおくか」という人だけで、本気で行動をしたい人はその威嚇射撃を超えてくるので、問題はありません。

対策5:シンプルに断る

そしてまあ、最後はやっぱり、イヤなら断れば良いじゃんということになります。「1on1をしましょう」「今ちょっと良い?」「(電話の着信)」に対して「すみませんが原則、個別・無料では人に会いません。個別相談なら特別に初回30分5千円でやりますよ」というように答えましょう。それだけで膨大な時間が生まれます。

誘われたら断れないというのは「人に嫌われたくない」という感情なのですが、これは友達付き合いにおいては当然なのかもしれません。しかしビジネスにおいては、不要な感情です。無料のアポを断ったところで嫌われることはありませんし、仮にお金を払わない人に嫌われたところで、ビジネス上は何の問題もありません。

「嫌われる勇気」を持って、シンプルに断りましょう。売り込みだったら「興味ありません」で良いし、相談だったら「無料ではやりません」で良いのです。雑談だったら?それはビジネスの時間ではないので、好きにして下さい。僕だったら「このあと出かけないといけないから、5分なら大丈夫」って言いますけど。

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