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年賀状の宛名印刷中にプリンターが突然壊れて思うこと

フラスコ代表、安田です。来週から一人合宿なので、何か書くとそれに引きずられそうですから、今回はどうでも良いことを書こうと思います(笑)。昨日年賀状の宛名印刷をしたら突然プリンターが停止したんです。そして今でも、復旧していません。これはあれかな、「年賀状なんてもうやめたら」ってことなのかな。

年賀状の意味とコストパフォーマンス

年賀状は、子供の頃は書いていましたが高校生くらいからはサボっていて、社会人になってからまた始めました。サラリーマンの後半は、職場の同僚とか同期全員に出したりして、割と積極的に使っていたんです。虚礼廃止なんて言われていましたが、「虚礼じゃないですから!」って言いながら。

年末の忙しい中で、意味があるのかなあと疑問に思うこともありましたが。きちんと写真をプリントして宛名印刷をしたとしても、コストは1枚100円程度です。300枚出しても3万円。ビジネスとして考えるとさすがにこれで元が取れないっていうことはないですね。サラリーマンだとしても、何らかの形で元は取れるだけのつながりは生まれるでしょう。何かのときに「年賀状をやり取りしている関係」というのは意外と、意味があるものなんです。

もちろん打算だけではなく、実際に感謝の気持ちとかお付き合いとか惰性とか、いろんなことが絡み合って年賀状は続けていました。年に一回くらい、親戚などに元気でやっているというメッセージや小さな子供の成長を写真で見せられるのも、良いと思いますしね。今回も、印刷の直前まで準備をしてたらプリンターが・・・というわけです。

起業家に年賀状は必要か

起業をしてからも、新しく知り合った人はSNSで良いとして、古くからのつながりの方には年賀状を出していました。3年前に起業をしたことをお伝えして、オフィスが変わったことをお伝えして、正直まあもう良いかなと感じつつありました。ビジネスに繋がる人とはもうオンラインでつながっていますし、あとは親戚くらいです。

起業家に年賀状は必要だろうかと考えると、少なくとも必要ではないでしょう。ただ、年賀状や手紙などをうまく使うと「いまどき丁寧な人だな」という印象を与えられますので、戦略的に積極利用する手はあると思います。あえてお中元や手書きの暑中見舞いを送ったり、メールで済むところをわざわざお礼状を送るのと同じ発想ですね。

「広告」と考えると上述の通りコスパは良いので、手間のかかる部分は外注して大々的にやる、という選択肢もあると思いますね。私はマーケティングはどんどんシステムに寄せていますので、年賀状は惰性になっていたかなと思います。一番良くないのは、何も考えずに惰性に流されることでしょう。

起こったことに無理に意味を見出すこと

ちょっと違う話ですが、そんな気持ちを抱えながら年賀状の印刷をしていたら突然プリンターが停止したと。どうやっても動かないと。当然イラっとするのですが「これはきっと、年賀状なんてもうやめたらっていうことなのね」と自分を納得させようとすることは良いことなのでしょうか。

気持ちと起こることに因果関係はあると思います。私は年賀状なんて面倒だなとどこかで思いながら、軽く酔っ払って作業をしていたのでプリンターに対する扱いが雑になり、その結果としてプリンターが壊れたのかもしれません。その時に「ほら、やっぱりこれ、やらなくて良かったんじゃないの?」って思うんですね。

ずっと行動を変えるきっかけを求めていて、それがたまたまプリンターの停止だったと。「年賀状を出せなくて困る!」ではなく「ああ、これでもう年賀状を出さなくて良い!」と感じたと。そのことには意味があるのではないかなと思うんです。神様のお告げなんて信じませんが、そのイベントに対して自分がどう感じたかは重要かなと。

自由に向かってルーチンを外していく

結論としては、私は年賀状はこれをきっかけにやめようかと思うのですが、だからと言って「年賀状なんてくだらないからみんなやめよう!」なんて主張するつもりは全くありません。貰っても返せないのは若干心苦しくはありますが、出したい人は出したら良いのではないでしょうか。

あとは、価値観だけの話です。日頃の感謝を、手間という形で表現することに価値を感じる人には年賀状はぴったりですし、貰った方も迷惑とは感じません。世間一般の習慣や伝統を守ることが大切だと感じる人も、年賀状は書いた方がスッキリするでしょう。要は、気持ち良ければそれで良いのです。

私は自由と好奇心を追求する生き方をすると決めていますし、そのために起業もしているくらいですから、そろそろ年賀状というルーチンは邪魔になってきました。年賀状に替わる効率的なサービスを生み出す、くらいの方が自分には合っています。そういう価値観を選択したということなんです。

そんなわけでみなさま、今年も大変お世話になりました。少し早いですが、良いお年を!!

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