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信用の器 フラスコ

将棋アプリで遊びすぎてしまったことに対する反省のブログ

フラスコ代表、安田です。こう見えて私、将棋はアマ初段なのですが、最近うっかりスマホの将棋アプリにハマってしまいました。ちょっと対戦にシャレにならない時間を使ってしまったので、何か教訓を得て発信しようと思って筆を取った次第です。転んでもタダでは起きない精神。

人間の思考力は大したことがない

ハマっているのは日本将棋連盟公認の「将棋ウォーズ」というアプリです。コンピューターは弱い(「棋神」という機能は強いがそれと対戦はできない)のですが、イマドキのアプリはオンラインで人間と、リアルタイムで対戦ができるんですね。何回かやっていると徐々に、実力が近い人が対戦相手として選択されるようになっていきます。ちょっとAIっぽい。

持ち時間は10分の切れ負けと、移動時間などにぴったりです。良いところで電車が目的地に着いてしまって、駅のホームで震えながら決着をつけることもありますがそこはそれ。無料で対戦できるのは1日3回までですが、課金すると制限がなくなります。もちろん課金(笑)して、やり込んでいくと段位が上がっていきます。

将棋なんて何十年もまともにやっていないので、定跡も忘れましたし新しい戦型も知りません。それにしても勝ち筋を逃したりうっかり大駒を取られてしまったりすることもあります。私が弱くなっているのも事実ですが、そもそもの話として「人間の思考力なんて大したことがないなあ」と痛感させられます。

ミスをした方が負ける

プロでもそうですが、アマ初段くらいの対局だとより明確に、ミスをした方が負けます。逆に、全くミスをしない局なんてほとんどありません。イメージとしては、小さなミスをした人が大きなミスをした人に勝っているだけです。だって人間だもの、ということでミスをしないAIに勝てないのは仕方ないですね。

全くミスをしないAI同士が戦う将棋は、果たして見ていて面白いのだろうかという疑問もあります。やっぱり人生を賭けて将棋に取り組み、頂点に近いところにいるトッププロがミスをするところに面白さがあるのではないかと思うんですよね。スポーツでもゲームでも、良いプレーもミスも含めて人間らしいところがエンターテイメントとしては必要なのではないかな、と考えたりもします。

華麗な手より地味な手が正解

将棋は特に基本的には運の要素はなく、「ミスをした方が負ける」という性質の強いゲームです。やっていると華麗な勝負手を放って一発逆転!をしてみたいという欲望が湧き上がってくるのですが、そういう手が正解のことはほとんどありません。むしろ、なんの面白みもない「凡手」が勝利への最短経路であることが常です。

駒の損得を考えて、相手のミスを捉えて得た小さなリードを少しずつ確実に広げていく。自分からは仕掛けずに相手に「手を渡す」こともありますが、これなんかはミスを誘っているという見方もできますね。読みやひらめきも必要ですが、「辛抱強い方が勝つ」というのが将棋の本質なのではないか、とこの歳になると強く感じます。

大局観で捉える

将棋をやっていると「どれくらい先を読んでいるのか?」と聞かれることがありますが、私のレベルだと詰将棋(王手の連続で勝つこと)の場面でもせいぜい5手とか7手くらいですね。ただ不思議なことに、7手しか読めないのに13手とか15手の詰将棋を解くことはできたりします。実戦でも、それくらいの詰将棋をやり切って勝つことも結構あります。

ではどうやっているのかというと、大局観によります。序盤なら特に、「この形なら悪いはずがない」「こんな攻めが続くはずがない」「この攻めなら途切れない」という感覚があるんです。終盤だと「読み切れないけど、この形なら詰むに違いない」という感じですね。膨大な学習と経験からなる「読みの省略」とも言えるでしょう。

強い人はわかりませんが、普通は5手を越えてくると分岐が多すぎて読み切れないんです。ただその分岐の多くは、「そんなことやるはずがない」と大局観で読みを省略できます。どんな場面でもパッと見て打つべき手は2つくらいに絞れます。で、パッと見て指してもじっくり考えて指しても結果はそれほど変わりません。人間の脳というのは、不思議ですよね。

考える量を減らすために

強くなるには実戦を繰り返すことも必要ですが、本を買ってきて戦略を学んだり過去の棋譜を研究したりすることが重要です。さすがに今はもうやりませんが、小学生の時は一人で将棋盤に駒を並べて研究していました。これは棋譜を覚えているというよりも、ある特定の場面でどうするのが良いのかというパターン学習なんですね。

何が言いたいかというと、ビジネスも同じじゃないかということです。毎日頑張って行動することはもちろん必要ですが、華麗な手で一発逆転なんて狙うのは実は効率が悪いですし、学んだり研究したりしないと強くはなれないのではないかと思うわけです。あらゆる失敗を自ら体験するのは無駄が多すぎるので、ある程度「定跡」を学んでから細部を工夫するべきなんですね。

当たり前のやり方を学び、成功している人がどんなことをやっているのかを研究した上で、試行錯誤のループを回す。そうすることで大局観を身につけた人だけが生き残ることができる。ビジネスも将棋と同じで、そんな世界なのではないかと私は捉えているんですよ。

 

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