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「情報弱者相手の情報商材ビジネス」をおすすめしない3つの理由

フラスコ代表、安田です。ビジネスの相談に乗っていると、たまに「(要約すると)情報弱者をダマして、情報商材で稼ぎたい」という考え方をする人がいます。こういう人はある意味ビジネスセンスはあるとは思うのですが、おすすめはしません。

情報弱者相手の情報商材ビジネスとは

情報弱者とは「情弱」とも言われ、差別的なので好きな表現ではありません。「境界知能」という言葉もありますね。知的障害とまではみなされないけれど、平均的と言える水準の人々と知的障害の間にあるIQで言えば70-85くらいの人のこと。情報弱者と境界知能はイコールではありませんが、かなりの重複はあるでしょう。

あなたもSNSやネットを見ていると、「誰でも簡単に成功できる!」みたいな広告がたくさん出ていてうんざりするでしょう?こんなの誰が引っ掛かるんだよと思う。確かに、少しでも考えればそんはなずないとすぐわかる、稚拙な話があふれています。ただ、大量にあるということは、あれに引っ掛かる人がいるわけです。

恋愛とか投資、健康系・美容系などいろんなジャンルがありますが、残念ながら私と同じ起業支援でも、こういうやり方をしている人は多くいます。そういうやり方自体が「楽して儲かる」と思ってやっているわけです。ただこれ、全くおすすめできません。その理由を3つ、挙げます。

理由1:成果が出ないから口コミが起きない

提供する情報商材の中身がある程度はちゃんとしたものであっても、「楽して簡単に成果が出る」と思ってそれを買った人は、行動をしません。商材に含まれる動画を全部観るだけでも、そんな人はまれでしょう。起業でも美容でも、学びもしないし行動もしないで効果が出る商材というのはありません。

行動をしないから成果が出ないし、成果が出ないと口コミが起きません。口コミが起きないと、またコストをかけて新しい「情報弱者」を探してきて、ダマさないといけなくなります。商材や講座のビジネスは、長く続けていると少しずつ口コミが発生して楽になるのがうまくいく秘訣なのですが、それが全く起こらないのは苦しいです。

理由2:大量のアンチが生まれる

そして「楽して簡単に成果が出る」と思って購入した人は、行動はしませんが文句は言います。コミュニティの中で苦情が発生すると雰囲気が悪くなり、それが嫌になってちゃんと行動をしようと考えていた人も離脱してしまいます。そしての悪評は、今の時代だとあっという間に外の世界に拡がってしまいます。

検索をすると「◯◯ 詐欺」でサジェストが出るようになり、それを見にいくとボロカスに書かれている。そういうブログサイトが1つや2つでなくて大量にある。SNSで検索しても悪評がいくつも見つかる。そうなると、まともな人はもうその商材は買ってくれません。

そういう裏取りをしない、「楽して簡単に」だけを頭から信じ込む情報弱者だけがそれを買い、行動せず、成果が出ないで恨みを募らせるという悪循環。想像するだけで恐ろしいです。私だったらそんなことになったら、いつか刺されるんじゃないかと外も安心して歩けなくなってしまいそうです。

理由3:結局、やっている自分が辛くなる

なにより、そういう商材を「どうせこの人たちは行動しないから、成果が出ない」と思いながら高い値段で売り続けるのは、精神的な苦行です。何の対価としてお金を受け取っているのか思い悩むようになり、人をダマして稼いでいるという後ろめたさに耐えられなくなるでしょう。悪い評判は直接、間接に聞こえてくるものですし。

私も高額のコンサルティングサービスを提供しているのでわかりますが、クライアントが成果を出してくれないと、とてもやっていられません。なかなか目に見える成果が出なくても、前向きに行動できていることに価値を感じてくれる人もいますが、やはり「稼ぐ」という成果が出ると私自身、正直ほっとします。

決して安くはないお金を受け取って、コンテンツ・対面で私が有益と信じるもっともらしいことをお伝えしても、結果が出ないならそれは詐欺みたいなものなんじゃないかと自問しながら、いつもやっています。言った通りにやってくれれば成果は出るなんていうのは当たり前で、どうやったら行動ができるのかまで、責任があると思ってやっているんです。

ビジネスを選ぶときの考え方

なので、少なくとも高額のコンサルティングサービスをビジネスとして選ぶのであれば、クライアントが成果を出すことから逆算してビジネスモデルを考えるようにして下さい。とにかく自分の売上を上げることだけを考えてそこを後回しにしてしまうと、売れたとしてもいずれつらくなります。

私が起業をしたときは、「自分の子供に言えないことはやらない」というのはルールとして自分に課しました。どんなに儲かるように思えても、家族が嫌がるようなものは倫理的だとは言えないし、法的なリスクもあるだろうと考えたのです。そしてその考え方は今でも変わらないし、より厳しい基準でやっています。

ビジネスは正論ばかり言っていてもうまくはいきませんが、最低限の倫理基準は持っておいた方が良いと思います。人をダマすことが前提になっているビジネスは、やはり長くはうまくいきませんよ。

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