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自由の尺度の一つは「何日いなくなれるか」

フラスコ代表、安田です。以前オンラインサロンの方でも書いたことなのですが、外向けにも。「何日ビジネスから離れられるか」というのは、どれだけ自由かを測る一つの基準になるよねっていう話です。

サラリーマンと起業家の「自由」

先日、家族旅行に行ってきました。といっても1泊2日の軽いものではあったのですが。そのときは頭を空っぽにして楽しもうと思いつつ、「自由とはどんな状態だろうな」と考えてしまったりもしました。いつでも家族で旅行に行ける、子供の学校行事にも行きたかったらいつでもいける、というのは結構、重要だよなと。

実はサラリーマンであっても、家族旅行には行けます。1週間くらいは連続で休暇を取ることができる会社も多いでしょう。欧米であれば1ヶ月とか2ヶ月、まとまった休暇を取ることができたりして、豊かな国だなと思います。日本だとまだそういう会社は少ないのですが、まあ1週間くらいなら。

かといって起業をすれば時間の自由は手に入るのかというと、そんなこともありません。特に起業したばかりの頃は不安が大きく、全く休みが取れない、旅行なんて行く気持ちの余裕がないという状態になりがちです。それは仕方ないとしても、起業をして何年経ってもそこから抜け出せない人がいて、そうなると問題です。

これは収入の安定性の話とビジネスのやり方の話、マインドの話などが複雑に絡み合うことではあるのですが、それらをひっくるめて「何日いなくなれるか」は自由という面では重要だなと思います。そして、「いなくなる」にもいくつかのレベルがあると思うので、ここでは3つに分けて考えてみます。

レベル1:オフィスや自宅から離れる(Wi-Fiあり)

まずは簡単な方から。どちらかというとこれは僕が「空間的自由」と呼んでいるもので、毎日オフィスに出社しないといけないか、東京から遠く離れてもビジネスが成り立つのか、という観点です。コロナ禍を経てリモートでビジネスが成り立つ環境は大きく進んだのは、空間的自由を獲得するためには大きなことでした。

ワーケーションなんていう考え方も一般的になってきましたが、別にずっとオフィスや自宅にいなくても、カフェでもキャンプ場でも、海外にいたってWi-Fiさえあれば大部分のビジネスは成り立つはずです。要は、リアルで人に会わないでどれくらいビジネスが保てるかということです。

僕はいずれ海外に住みたいと考えていて、起業以来ずっと空間的自由の確立に取り組んできました。その結果、今はこのレベルに関しては1年でも2年でも、ほぼ支障なくビジネスが回るようになっています。リアルでのイベントやセッション、交流会参加などはほとんどやっていませんから。

レベル2:計画的に休暇を取る(休暇中Wi-Fiなし)

それがWi-Fiがない環境で、つまりzoomを使わないでどれくらい耐えられるかということになると、また話は変わってきます。カフェやポケットWi-Fiなどの存在を考えるとWi-Fiがないというのも逆に非現実的なのかもしれませんが、イメージしているのは旅行です。一人旅でふらっとどこかに行きたいと思ったら何日間、可能なのか。

それも明日からとかではなくて、1ヶ月くらいの余裕を持って計画的に旅行の計画を立てた場合、ということにしましょう。これだと僕の場合は、今のところは1〜2週間は大丈夫かな、という感じです。2週間の旅行なら、スマホさえあればそこまで大きな迷惑をかけずに行けるのではないかと。

なので「起業をして、自由になった!」と大きなことを言っても、まだ日本の平均的なサラリーマンと大差はありません。これを1〜2ヶ月、つまり欧米のビジネスマン並にすることが当面の目標ですね。2ヶ月あれば、世界一周でもできますからね。

レベル3:急にいなくなる(関係者に連絡は可能)

こちらは何を想定しているかというと、「病気で倒れる」というケースです。アポの入っている人にはメッセンジャーなどで連絡するということで、どれくらい倒れていられるか。長期入院をしても大丈夫、という状態になっているかというと、これはまだまだ自信がありません。やはり1〜2週間というところでしょうか。

このレベルに関しては(レベル2も一部そうなのですが)、仕事を任せられる人が必要になってきます。これから年齢を重ねていく中では、そういうことも考えていかないとなあという感じです。安心して長期入院できる、そんな感覚でしょうか。究極、自分はいつか死にますしね。

自分がいなくてもビジネスが完全に回る、という状態が理想のように思うかもしれませんが、これはこれで寂しかったりするんですよね。倒れても何の問題もなく全てが回り、戻ってみたら居場所がないみたいな、それもちょっとなあと。なのでまだ、死ぬまでにそうなっていたら良いかな、くらいに割とのんびり構えています。

むしろ「いくら稼ぐか」よりも重要

自由ということを考える上で、「何日いなくなれるか」という問題は、「いくら稼ぐか」よりも重要なのかもしれません。まあ極論すればお金が無限にあれば何日でもいなくなれますから、バランスの問題ということにはなるのですが。月300万円くらい稼いだら、それ以上お金を増やしても自由はほとんど増えないんですよね。

逆に言うと完全な労働集約型だといくら稼いでも、全く自由ではありません。お金を貯めて老後に自由になろう、みたいな発想は寂しいなあと思ってしまいます。それよりは仕組みを作って安定的に、いつでもある程度は長くいなくなれる状態で長く稼げるのが良いでしょう。少なくとも、僕はそれを目指しています。

いくら稼ぐかにフォーカスする人は多いのですが、それをどう稼ぐか。理想的にはどんな状態になりたいか、どうありたいかはより重要です。なによりそんなことをいつも考えながら自分のビジネスを組み立てていくと、楽しいですよ。あなたは今、何日いなくなれますか?

 

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